本日、7月度PL試算表を作成。いつも顧問税理士さんと毎月1週目くらいに前月分を締めちゃいます。(※速報値って感じですけど)
PLは、損益計算表(損益計算書)。Profit and Loss Statement : P/L
同時に、BS(貸借対照表、Balance Sheet)も作成。
会計は、1日1日の日繰り表から月次資金繰り表、試算表(BS/PL)と作成しています。キャッシュフロー見ながら、経費チェック(予算管理)をするのにも慣れてきました。サラリーマン時代はBSにはほとんどタッチせず、ただPLとだけ「にらめっこ」する毎日だったので、そこが独立起業して経営者になってからの苦労でしたね(笑)
PLには、
・売上高
・粗利高 (←利益の母数)
があって、ここが「利益」の母数になって、その後に経費が続きます。
・人件費
・旅費交通費
・通信費
・運賃(配送委託費)
・広告宣伝費
・水道光熱費
・消耗品費
・租税公課
・クレジット手数料
・支払手数料
・リース料
・地代家賃
これらの合計が、「販売管理費」(販管費/はんかんひ)になります。もちろん、「粗利高」を下回らないと、この時点で赤字です。(営業赤字)
後は営業利益から、営業外収益を足して、営業外費用を引けば、「経常利益」(経常/けいつね)ですね。ケイツネ大好きです(笑)
※計上利益と区別してそう呼びます。
※本決算後に法人税・住民税などの支払い後の経常利益を「当期純利益」と言います。
PLを熟知すれば、正しく「ヒト・モノ・カネ」を使えると思います。前職ソフマップ時代には、もうPL改善こそがまさに仕事の中心だったので、本当に勉強になりました。間違いなく今に生きていると思います。本当に本当に感謝です。中でも一番役立っている宝物の経験は、
◆PL上の赤字店舗を黒字化する仕事
これに尽きます。これは社長にとって絶対に必要な条件・スキルだと思います。
(1)粗利高の「利益の母数」を最大限に上げること
(2)(1)に対し、適正な経費にすべてを合わせること
経費には、固定費(家賃など、毎月固定のコスト)と変動費(売上規模などに応じて変動するコスト)がありますが、すべて利益の母数に対して適正値に変えて行きます。最悪でも営業利益の黒字化がマスト。最終的にはケイツネの黒字化を必達目標にします。
うーーーん。
いわゆる世に言う、”リストラ”ってやつですね。 (Restructuring の略語で、本来の意味は「再構築」)
あまり大きな声で言えませんが、職務経験上では大井の最も得意な業務が「リストラ」業務なのかも知れませんね。
ガンバろうっと。