まず、目的(目標)がある。
↓
達成するために、手段(手法、方法)がある。
↓
多数ある手段の中で、1つ最善と思える手段で、目的を達成させる。
手段だけ「作業」「イチ業務」として流れ作業的にただやっていると、いつの間にか大事だった「目的」をすっかりと忘れてしまう。
算数で言うと、
・1+1=
・1+1=
・1+1=
と永遠にやっている状態。本当は「2」と言う目的が欲しいための、単なる1つの手段(1+1)なのに。これが、
・○+○=2
・(手段は自由)=目的は「2」が欲しい
だとしたら、
・2+0=2
・1.5+0.5=2
・4-2=2
とかかも知れないし、2以上にしていく目的であれば、
・1+2=3
・2×2=4
なんてのもある。もっともっと手段はある。たくさんある。いまやっている業務の手段はその中の1つなだけなんですね。
たった1つの手段を、開始→終了、としたら、=目的達成(←自動的にそうなると思ってしまう)
こうなると、「手段の目的化」になってしまい、本来の目的は失われてしまいます。
「その業務は、何のためにやってるの?目的は?」
「へ?やれって言われたからですけど・・・。」
「昔からずっとこうですし。何のためって・・・。」
うーーーん。
社内を見渡すと、これがまた、(意外と)多い。気がつくと、(いつの間にか)こうなってる。
常に点検、見直しをかけていかないと、この病気は蔓延しちゃいます。しっかりと気をつけないとね。
ガンバろうっと。