何事も100%の予測は不能。すべて「やってみるまでわかりません」←当たり前。
では、もしもやってみる”前”に、事前にわかっていたら、どうなるでしょうか?
・相手ピッチャーが次に投げるのはアウトコースのカーブだ。
・相手FWがドリブルで次に左側に一度フェイントを入れて、右側から抜こうとする
・3ポイントシュートを打つと1度フェイクを入れて、実はカットインしてくる
・気になる商品を発見して買おうかな、と思ったけど店員さんが忙しそうだし、聞くの面倒だからそのまま買わずに帰ろうか。
スポーツでも仕事でも、相手が何をしてくるかがわかれば、的確な判断で適正な対応(よりベターな対応)が出来ます。逆にもっと言うと、相手の出方がわかればわかるほど、こちらのやることもすべて決まってくるので、その準備をしっかりやれば、大きく失敗をすることは無いです。
プロの世界で、一流になってくればくるほど、「予測する力」、いわゆる「読み」「カン」が冴えていて鋭いんです。
そしてこの「先読みする力」はほとんどが経験で培われるものだと思います。ただやみくもに長い時間をかけたらいいと言うわけじゃなく、瞬間瞬間で集中して、「仮説(読み)」「実践」「検証」を何回も何千回も何万回も繰り返してスキルアップするんだと思います。
何も考えず、「実践」だけしていても身につきません。
必ず予測して仮説を立て、実践して検証する。このサイクルを常に集中して繰り返す。
やる前に考えていたことが、やってみて同じだったか、違ったか?違ったら、なぜ違ったんだ?なぜ?
ってな具合に突き詰めていくことが大事なんです。アタマをしっかりと使わないとダメだと思う。
うーーーん。
結局は、「仮説」「実践」「検証」を繰り返すことが一番大事、という基本に帰る。
仮説は現場最前線の空気感、お客様との距離が一番近くが一番。単なる検証データから机上計算で良い仮説は生まれない。
ガンバろうっと。