メリークリスマス!!!
…らしからぬお題ですみません(笑) 最近よく耳にするようになった「ブラック企業」のことについて、個人的に考えたり思ったりすることを書きます。(すべて賛同してください!って訳では無いので、受け手により賛否両論になるかと思いますが、人の考えってまあそんなもんです。)
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ブラック企業 ぶらっくきぎょう (社会)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%E9%A5%C3%A5%AF%B4%EB%B6%C8
(はてなキーワードより転載)
ブラック企業とは
ブラック企業とは
従業員に対して、劣悪な環境での労働を強いる企業*1のこと。広義には入社を勧められない企業のこと。
1.労働法やその他の法令に抵触、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いる
2.関係諸法に抵触する可能性がある営業行為や従業員の健康面を無視した極端な長時間労働(サービス残業)・労災隠しを従業員に強いる
3.パワーハラスメントという暴力的強制を常套手段としながら本来の業務とは無関係な部分で非合理的負担を与える労働を従業員に強いる
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定義的なところは「ググれば」いくらでも出てきます。「嫌だ、こんなところで絶対に働きたくない」と思う、違法または違法スレスレの会社のことですね。100人いれば100人が「絶対に100%アウト、ブラックです」と判断できるのなら、話は簡単だと思います。労基署も動きやすいだろうし、何より働く側の方も早く判断できるでしょうし。
それより、普通の会社と思ってたら、一部に「あれ?これブラックじゃないか?」と思う点があって、その一部を全体評価のように、「はい、ここブラックです!」って言ってる風潮があるように思うんですね。ピンポイントの問題や課題に対し、1か0かでの判断になってる。(また、その一部分の評価が全体の評価となるような)
(1)黒だ!
(0)白だ!
どっち?
みたいな議論が多いと感じます。←世の中の風潮?
でも、僕の中では単純な二択じゃないと思うんですよ。
100%黒・・・・・・75%黒・・・・・・50%黒50%白・・・・・・75%白・・・・・・100%白
( グ レ ー ゾ ー ン )
こんなイメージなんですね。経営者感覚で言うと、ほぼ100%に近い黒はそりゃ一発アウトだと思います。ただ100%に近い白はなかなか維持すること、継続が大変でしょうね。理想としておくにはいいのですが、現実は75%白くらいになるんじゃないかな?(最悪は50%のグレー、な感覚です。時にはやや黒よりな厳しい時期もあるかも。)つまり、普通よりも良い方のバランスの方ではいましょう、いたいですね、みたいな。でも、100%白を目指して突き進むと、経営が立ち行かなくなる恐れが出てくると思うんですよね。
それはなぜかと言うと、100%白のイメージって、乱暴ですが簡単に言うと、非常に「コスパが悪い」ってこと。
・仕事をしても疲れない。いっさいの無理はしなくていい。
・いっさい残業しない。すぐ帰る。ミスしても何も言われないし、叱られない
(そもそも、そんな難易度の高い業務はしない)
・その割に給料が平均、または平均以上に高い
・いつも精神的に楽。楽しい。自由も多い。有給もすぐに取れる。ストレスをまったく感じない。
(あくまでも極端なイメージですので、誤解のないように。)
コーヒーで言うと、ミルクたっぷりのカフェオレ派が理想なのかな~。
「アメとムチ」って言うとあまり良い言葉じゃないけど、やや厳しい一面もあれば、逆にしっかりフォローしてくれる一面を持ってるとか、肉体的にも精神的にも、人間と人間としてきちんと向き合える環境がいいんじゃないですかね。楽して銭は稼げない訳ですし。
「ぎゃー!ブラックだー!ブラックだー!」って言う人がいたとして、その具体的な内容を聞いて、「ふーーーん、別にまあまあ普通だよ」ってことも良くあることなんですよね。それとか、「そのくらいの給料があれば、そこは我慢しなきゃさ」とかね。本当のブラックと言うより、偽ブラックと言うか。単に本人が甘かったりするだけの場合も中にはあります。その正しい判断ってのは、他人じゃ難しいんでしょうけど。
で、「・・・それ普通だよ。」って言うと、「洗脳されてる!」ってカウンターパンチが飛んでくるから、もういいやって話になるのが1つのパターンなのかな。もうここまで来たら、「(流行りの)ブラック企業って言いたいだけなんちゃう???」と勘ぐってしまいます。
※ここで注釈…誤解のないように。本当の違法な会社、それに近い会社(本物のブラック)は無くなればいいと思ってます。
とりあえず、そんなことを考えたり思ったりする、12月25日(火)、メリークリスマスです。
ガンバろうっと。