人をコストとして見る。
それが何かとってもいけないことのような報道がテレビであり(JALの不当解雇訴訟問題の時)、ものすごい違和感を感じました。(ビックリしました。)
「今の経営陣は、人をコストとして見ている!!!」
と訴えかけていますが、「それがどうしたの?何がいけないの?今までどうだったの?」って感じです。だって、経営者が正しく「経営」をする為には、「人・物・金(ヒト・モノ・カネ)」を全てコストとして捉え、「損益計算書」や「貸借対照表」を作りながら、必ず利益を生み出し「黒字化」させないといけないんですよ。会社にとって人がコストじゃないなら、いったい何なんだ?と逆に教えて欲しいくらいですよ。
cost(コスト)とは?
・・・何かを生産するのにかかる(かかった)費用。
でも、逆に考えるとアレですね、JALの旧経営陣の方々はみんな「人をコストとしては考えない人達」によって経営されてきた訳ですよね。(つまりは、そういうことですよね?)そして、その結果が巨額の税金投入ってわけですよね。
あーーーあ。(ノ_-。)
ちなみに、「人をコストとして見る」からには、コストパフォーマンス(費用対効果)の重要性が生まれますし、利益貢献に対する成果度合が次のコスト投資に影響します。がんばって結果を出した、想像以上の利益を生み出した、などの好成績の場合、さらに好成績を生みだすよう投資額を増やしますよね。つまりもっと大きくコストをかけるんです。(=給与が上がる)
これは、人をコストとして見ないと出来ないことです。会社にとって人がコストでは無ければ、上げることも出来ませんからね。ちなみにリストラをせずに会社を倒産させてしまう経営者は経営者として失格ですね。倒産とリストラのどっちを取るかで言うならリストラでしょう。もちろん、リストラによる人的整理(人員削減による解雇手段)は最後の最後の手段とするべきでしょうけど。
うーーーん。
人をモノ扱いはしないけど、会社にとっては人はやっぱりコストだもの。
人材は人財やしね。
大事なコスト。