常に自分を変えていますか?
また、変えることが出来ていますか?
・・・ころころ意見が変わったり、行動を変えることはダメなこと、いけないこと。一度決めたら最後までやり通す美学。そんなことを教わって育つと、間違っているのに、でも途中で変更ができない。または間違っていると言う疑念さえも抱かない。それはビジネスではとてもリスキーなことなんですね。
もう何百回、何千回と言っていますが、マネジメントは「変化させること」が目的です。逆に言うなら、変化が無ければそれはマネジメントではないのです。
<マネジメントの基本>
・何を変えるか?
・何に変えるか?
・どのように変えるか?
いまやっていることは「一番いい方法」だと思ってはダメ。「もっといい方法があるはず」と常に考えないとダメ。つまり、何らかの問題があるはず、と考えるわけです。
そして理想の次のレベルを目指すとき、今やってることは否定されることになります。
①・・・理想の次のレベル
②・・・現実の「この方法が一番だと思っている」仕事 ←否定する
③・・・過去に「当時は一番だと思っていた」今はレベルの低い仕事
次のレベルに行くために、今を否定する。今は間違っていると言う。
さてさて、自分以外の人が普通に「聞く耳」を持ってくれるでしょうか?
このへんが実際のマネジメントでムズカシイところにはなってくるんですが、一番早いのはやって見せればいいんですけどね。コツは自分から変わっていくこと。自分を変えず、人には変えろではさすがに無理な話です。
常に変化を求めるには、まずは自分から。
そういう意味で、常に自分が変わり続けることが大事です。
うーーーん。
余談ですが、
政治にしろ、サッカーにしろ、人が集まる組織のあらゆる問題の根幹にはいつも、利権がらみで変化を一番嫌う、今が良けりゃーそれでいいのよねー、のいわゆる「保守派」達による変化防止があるんだと僕は思っています。目的が「変化を望まない」って存在は本当に厄介。だってそれより上のレベルに絶対に行けないわけだから。
がんばろうっと。