常に意識を高めることを毎日繰り返している人と、そうでない人とでは成し遂げる成果に大きく違いが出てきても当然の事だと思います。勉強しかり、スポーツしかり、仕事しかり。
「良い成果が出せない」人(または組織)は、ものすごく意識が低い場合が多い。
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三省堂 大辞林
いしき 1 【意識】
(名)スル
(1) (ア)物事に気づくこと。また、その心。感知。知覚。
「―を集中する」「人の目を―する」
(イ)(混濁・無意識などに対して)はっきりした自律的な心の働きがあること。自覚。覚醒。見当識。
「―を失う」「―が残っている」
(2)状況・問題のありようなどを自らはっきり知っていること。
「―が高い」「罪の―」
(3)〔哲・心〕〔(ドイツ) Bewutsein; 英 consciousness〕(ア)思考・感覚・感情・意志などを含む広く精神的・心的なものの総体。特に対象を認識する心の働き。主観。物質・存在・世界・自然など、客観的なものに対する。現象学では世界を構成する超越論的自我の働き、また唯物論では存在に拘束される観念一般を意識と呼ぶ。
(イ)単なる直接的な情意作用や知覚ではなく、自他の在り方自身を察知する明瞭で反省的な心の状態。また、その作用・内容など。自己自身を対象化する対自的・反省的働き、人格あるいは自我による統一・自律、一定水準の明晰(めいせき)さなどによって規定される。自己意識。
(4)〔仏〕〔梵 mano-vijna〕六識の一。感覚器官による眼・耳・鼻・舌・身の五識に対し、心の働き、精神の働きのこと。第六識。
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仕事はその成果によって報酬を得る訳なので、スポーツ界で言うなら「プロの世界」と同じだと言えます。仲良しクラブ・サークル活動ではない。その為に常に「プロ意識」を持つべきだし、日本一や世界一を目標とするなら更にもっと超一流のプロ意識を持たないと、その目標に値する成果が出せない。
また、こう言った高い目標を日々意識していくと、人は判断や行動に変化が起こり、現状ではダメだと良い意味で今を否定するようになる。今を否定するようになるとどんどん新しいことをやってみよう、となり、変化を起こす。そして新しい成果が出てくるようになる。
まずは、強く「プロ意識」を持つこと。
言われた通りに働いて、会社からお金をもらってる・・・だけではダメダメです。自分はどんな成果を上げているのか?自分と同じ仕事を他人がするとどうなるか?自分は他人より良い成果を出せているのか?もっと良い成果を出すためにはどうすれば良いのか?会議体以外にも仲間同士で課題を言い合っているか?
互いに強い「プロ意識」がありさえすれば必ず意見交換が生まれます。ココはこうやった方がいい、イヤこんな風にした方が良い成果になる、などなど。こうしたら、ああしたらといつも言い合えばいいんです。それがプロの職場です。
役職のないペーペーの平社員も、会社からお金をもらう以上は、プロフェッショナルです。アルバイトもプロです。プロである以上、プロとしての自覚と高い意識が必要です。
「いやいや、そんな話はあちらの高給取りの人達に先に言ってくださいよー」と逃げちゃーダメ。お金をもらってからやる、お金をもらっていないからやらない、じゃなくて、やったからお金をくれ、です。1億円くれたらホームラン30本打つよオレ、じゃなくて、ホームラン30本打ってから、1億円くれ、です。
うーーーん。
プロ意識はとっても大事です。もちろん社長にとってもね。
プロ☆社長/竹田 陽一

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