もうちょっと具体的にー!ってご意見をもらったので、調子に乗ってPart3です。
⇒指揮官の人選って大事です その1
⇒指揮官の人選って大事です その2
前回、指揮官(リーダー)の人選には「結果を出せる能力の高い人」って書きました。すると「結果を出せる能力って具体的に何ー!」みたいなご意見がありました。確かにそうですね。結果を出せる能力の高い人ってスグにピンと来ないかも知れません。
ここで言う「結果を出せる能力」って言うのは、大雑把に言うと「マネジメント能力」のことです。マネジメントは日本語に直訳すると「管理」と解釈されることが多いので、「ああ管理する能力ってことか」と思われてしまうかも知れませんが、実は少し意味合いが違います。
マネジメントの定義は色々とあると思いますが、ここでは「限られたリソース(ヒト・モノ・カネ)で、限られた期間内に、最大限の結果を出すための計画及び実行力」と定義するのがピッタリだと思います。マネジメント能力をこう定義すると単なる日本語の「管理」だけではないことがよくわかると思います。
そしてマネジメント能力で最も大事なのが、”変化”です。
<マネジメントの基本原則>
■何を変えるか?
■何に変えるか?
■どのように変えるか?
最下位チームを優勝に導く、赤字を黒字に変える、売上を伸ばす、実績を上げると言うことは、言葉を置きかえると「今を変える」と言うことです。逆に「変わらなければ」最下位チームは最下位のまま、赤字は赤字、ってことになります。
つまり、指揮官(リーダー)にとって一番大事な能力は、「変える力」(=マネジメント能力)なんですね。そしてこのマネジメント能力(変える力)の最も高い人が指揮官をやるのが確率的には一番いいんです。
さてさてさて、あなたの周りの指揮官をやっている人のマネジメント能力はどうですか?
・何を変えていいやらさっぱりです・・・。
・何に変えても上手くはいかず・・・。
・どのようにも変わらない・・・。orz
ってなことになっちゃってたら・・・。
それは、今のサッカー日本代表監督にも同じことが言えるんですよね~。orz
うーーーん。
おなかいたい。