都会で住んでいて、これはもう明らかに過剰だろ、と思うのがコンビニの数。普通に考えて「あり過ぎ」だと思うんですが、コンビニ業界から見ると今はいったいどう映っているんでしょうね。
ちなみに、僕の場合ですが、
自宅から最寄駅までの徒歩10分くらいの間の道路沿いに、
・ファミリーマート
・セブンイレブン
・ローソン
・ampm
があり、会社の最寄駅から会社までの徒歩10分くらいの間の道路沿いに、
・ampm
・ampm
・ファミリーマート
・ローソン
・ファミリーマート
・ローソン
・ローソン100(元SHOP99)
があります。合計で徒歩20分くらいの間に、なんとコンビニが11店舗もあるんですヨ!(多すぎ!)
しかも、ここ3年間で3店舗は閉店、そして3店舗は新規OPENしました。そして今日もともと立体駐車場だった場所に、新たにまたまたコンビニらしき建物が現れました・・・。(これで12店舗!)
コンビニ業界のちょっとわからないところが、この先10年(2010年~2020年)のスパンで見ると、いったい総店舗数は増えるのか?それとも減るのか?ってところです。僕はおそらくめっちゃ減るだろう、と考えているのですが、もしかしたら増えるのかも知れない(=今まさしく増えているので)と思えてきたり。
つい先日ニュースを見ていると、常にトップを走り続けていたセブンイレブンが、JRのコンビニ「NEWDAYS」に1日の売上高(日販)で初めて負けたんだとか。
そもそも消費者がコンビニに求めるところは、
・利便性!(店舗立地、深夜・早朝販売、幅広い品揃え、ATM設置や公共料金支払代行などのサービス)
この1点です。また、ほぼ全ての商品を「定価販売」しているので、安く買い物しようと思えば、他のお店で買い物をするでしょうから、この利便性の追求をコンビニ業界各社が競い合っているんでしょうね。そう考えると、めっちゃ便利なのは駅ナカの好立地条件・・・そうかNEWDAYSの躍進は納得出来ますね。
ここで業界の素人ながらに勝手にですけど、今後のコンビニ業界の不安材料(と思えること)をあげてみたいと思います。
・たばこ(健康志向、増税)の売上減少傾向
・新聞、雑誌(紙媒体からネットに移行)の売上減少傾向
たとえば、たばこや漫画週刊誌(ジャンプやマガジンなど)を日本で一番売っているのがコンビニ業界です。これがそのまま市場と合わせて減少していくとすれば、代わりになる品物(カテゴリ)を強化できるかどうかがポイントになるでしょうね。あと中心になる食料品はスーパーの方が安いので、わざわざ高い定価販売のコンビニで買わなくてもいいだろうし。
さてさて、コンビニ総店舗数はこの10年で増えるのでしょうか、減るのでしょうか?
相当思い切った変化を遂げないと、たぶんかなりの数が減ると思うんですが・・・。