「教育」ってとても大事ですよね。
現在のプロスポーツ選手や、オリンピック種目でメダル級の活躍を見せる人達って、やはりそれなりの教育を親であったり学校やクラブや協会などから受けてきています。そして将来的にはまたもっともっと良い選手を育てようと、かなりジュニア(幼少)の段階から育成に力を入れていることでしょう。
それと話としてはまったく同じことなんですが、子供たちに「社長の教育」というか、ベンチャー(起業家)教育にもっと力を入れて取り組むことは出来ないでしょうかね。日本からマイクロソフトやグーグル、アップルのような優秀なベンチャー企業をたくさん生み出すことで、日本の雇用問題も改善され、財政も潤い、財源の確保により社会福祉も充実、社会全体が良い方に良い方に回り出すと思うんですね。
ちょっと創造してみてください。
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今から5年~10年後の話です。
マイクロソフトやグーグル、Appleなんかに匹敵するクラスのベンチャー企業が日本から続々と生まれています!フォーブス世界の長者番付に日本人が100人入っています!(←2009年は17人)数年前までは就職氷河期だの、デフレだの、不況だのと言っていたのがウソみたいに日本は好景気になっています!
そして日本政府は更なる経済政策として世界的企業のアジア拠点誘致(法人税特別引き下げ)に本腰を入れました。今まで法人税が高すぎる日本(東京)を避け、法人税の安い香港やシンガポールにアジアの拠点を置いていた世界的企業が今後は次々と日本に移転する予定です!
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・・・ってな感じで、国の経済力が上昇するとすべてうまく回り始めるんですよね。
で、現実に戻ってちょっと真面目に考えてみると、
そもそも、子供たちの夢「将来なりたい職業」に、「起業したい!」とか「社長になりたい!」とか今まで上位に来たことがないと思うんですよ。大人が無理やり仕向けても、子供達がやりたくなかったら、それはやっぱりダメで、まずはココからかも知れませんね。将来はマクドナルドよりも大きな世界一のハンバーガーチェーン店を創りたいです!とか日本の子供が真面目に言うようになったら、そりゃもうワクワクしちゃうんですけどね~。
■2009年版 新小学1年生の「将来、就きたい職業」、親の「就かせたい職業」(男の子編)
1スポーツ選手 28.6
2職人 5.7
3警察官 5.3
4運転手・士 5.1
5消防士 4.9
6パン・ケーキ・菓子 3.8
7医師 3.0
8芸能人・タレント 2.7
9パイロット 2.6
9板前・コック 2.6
ここに「社長(ベンチャー、起業家)」って入るようにならないと。海外(アメリカ・ヨーロッパ)なんかでやると1位はやっぱりスポーツ(サッカーとか)が人気なんだけど、5位以内にはエンジニア(技術者、博士)や、成功者(アメリカンドリーム、一攫千金)ってのが入るみたいですね。それだけ社会的にちゃんと認められていて、みんなから尊敬されていて、人気があるんでしょう。
日本人は、何かこう「1人だけはみだしちゃいけません。皆と同じで平均でいましょう」的教育をみっちり叩き込まれるので、一攫千金狙いとか、皆と違うアイデアを考えたりできなくなる仕組みがあるので、それをを変えないとダメなのかも・・・。(根が深そうな気がするけど)
そうそう、そう言えばマネックス証券CEOの「松本大のつぶやき」で昔(3~4年前?)読んだ記憶があるのですが、日本人は社会に出てからそれはもう非常に大事な知識となる「お金・経済の知識」を学生時代(主に小・中)にほとんど学べない、先進国の中ではちょっと信じられない国なんだそうです。
アメリカなんかでは小学生くらいで株の勉強とかをやるみたいです。そうやって小さなうちから上手な投資術やリスク管理能力を高めておくことって、国の経済にとってはとても重要なことですよね。日本に眠っている「タンス預金」の総額は約30兆円あるとか言われていますが、日本人には残念ながら「銀行に預けておけば金利でお金が増える」以外の金融/経済知識を教育してこなかったのが原因でしょうね。
あとホリエモンのブログにも書いてあったんですが、日本人の一般的な感情って「成り上がりの金持ち」をすごく毛嫌いする傾向があるみたいですね。成功者に対する嫉み・嫉妬がすごいみたいで、そういう社会全体の風潮が、子供にも伝わるんでしょう。ベンチャー成功者に対して子供達が憧れを持ちにくい社会なのかも知れません。
うーーーん。
19日の火曜日におっぱい記事を書いたら反響が大きかったから、2日連続で普段あまり書かないまともな記事を書いている訳ではないんですが、真面目なことを書き過ぎると今度はまったく反応が無いってのも寂しいもんです・・・。
がんばろうっと。