一昨日の「砂漠で水を売ればいい」って記事に対して、知人らから色々な意見を聞くことが出来ました。まあ多少の価値観の違いなんかもあるので、全員に賛同してもらおうなんて思ってはいませんが、賛同する人が比較的多かったので、ちょっとうれしい反面、「いやいやそれは誤解ですって」ってのも割とあったので、前回の補足の意味での今回のPart2です。
まず、「砂漠で水を売ればいい」ってのはわかりやすい例え話であって、本当に砂漠の真ん中で水を売ろうとすることではありません・・・。(-"-;A 実際にはコスト面がすごくて商売として採算が取れないでしょうね・・・。
そうじゃなくて、ここで言いたい本質は、商売の大原則でもあるのですが、
【必要な人に、必要な商品(サービス)を提示】
これで売れる状態のことの例えが「砂漠で水を売る」です。つまり、砂漠では喉が渇いて水を必要とする人がいるので、「お水ありますよ」の一言で簡単に売ることが出来ます。この場合、特別に売る為のスキルや売る為のコストや売る為の値引きの必要性がないので、結果的に一番儲かります。
もっとわかりやすい話、コンサート会場でコンサートグッズを売るってことです。そのミュージシャンが好きな人達が大勢集まる場所で、そのファン達が喜ぶグッズを売るんです。その状況なら「オレの販売スキルやったら、そこでそのグッズを売る自信がないよ~」とかもありませんし、「もうちょっと安くなりませんか?」「なりませんね~」でもたくさん売れるでしょうし、儲かるでしょう。
ただもちろん、異常に高い販売価格設定をしていたりすると、うまくいかないこともあります。野球を観にスタジアムの中に入ってから、観戦中に生ビールを飲みたくなって、「ビールいかがっすかー!」の声に反応して、「ビールくださいー!」で「はいよー!」って紙コップでもらって「いくら?」って聞いて、「1000円ですー」とかもし言われたら、2度と買わないかも知れません。(だいたい500円くらいが相場)
あと、たくさん儲ける為には大きな仕掛けが必要です。上記の例で言うなら、500人集めるコンサートより、5,000人集まったコンサートの方が、グッズ売上は良いに決まってますよね。それがさらに50,000人規模になると・・・。ってまあ、この手法と言うか考え方は、実はそのままWebにも当てはまります。
同じ趣味の人達がよく集まる場所(サイト)に、その人達が必要だと思う物(サービス)を提供すればいい訳です。広告バナーリンクで収入を得るアフィリエイトなんかは結局そういうことですよね。喉が渇いている人達に「はい、お水!」ってのがアフィリエイトの基本ですから。
まあ、問題はどうやってそれだけ「共通の人達」を集めるか?その手法は?ってところがキーになってくるんですが、やー、さすがにこればっかりは簡単に教えることは出来ません(笑)
・・・って偉そうに言って、本当はよくわかっていないんですよね~、実のところは。(-"-;A
がんばろうっと。