「アウトプットは全てお客様」だと思うこと | ムズカシイことぬき!

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 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

仕事には流れ(フロー)があり、何かをインプットして、それを何らかの作業等により付加価値を与え、アウトプットして行きます。そして自分自身がその仕事に関わる際に最重要と考えているのが、アウトプットは全てお客様だと思うことです。

これはどういうことかと言うと、例えば販売員をやっているとよく勘違いをしやすいのですが、お客様だけをお客様だと考えてしまい、社内社外問わず、他の自分の仕事の受け渡し先に対し、丁寧さや大切さを忘れ、いい加減で少し乱暴な対応をしてしまう場合を見かけます。

お客様以外のアウトプット先(※自分の仕事の受け渡し先)と言うのは、例えば、

・休みの日の前に職場の同僚に引き継ぎをする(社内)
・経理にレジ日報を提出する(社内)
・人事にアルバイト募集を依頼する(社内)
・販売推進にPOP作成を依頼する(社内)
・Web担当に新規企画ページの依頼をする(社内)
・荷物を運送会社に依頼する(社外)
・お取引先様に修理依頼をする(社外)


他にも数多くありますが、ざっと並べてもこんな感じでしょうか。これでスグにおわかり頂けるかも知れませんが、つまり、自分以外の職場の仲間や関連部署など仕事をしていく上ではほとんどが「お客様」となる訳です。

例えば、ファミリーレストランでホールのアルバイトをしていたとすれば、

⇒お客様からご注文を伺う

⇒伺ったご注文を厨房に伝える(アウトプット先が厨房なので、厨房がお客様!)

⇒厨房が作った料理をお客様のテーブルまで運ぶ(今度は自分が厨房のお客様!)


「じゃあ、全員お客様かよ!」
ヾ(・ε・。)ォィォィ


ってミムラ風ツッコミをもらいそうですが、実はもうその通りで、簡単な話、「自分以外、全員がお客様」そう考えて仕事をするのが一番だと思います。

では、なぜそう考えるのか?

仕事の受け渡し先が全てお客様であるなら、自分の仕事に対し、

 ・時間を守る(早くする)
 ・クオリティを上げようと努力する(正確にする)
 ・ルールを守る
 ・ミスを無くそうと努力する
 ・苦情に対し、真摯に受け止め、次回の改善努力を行なう
 ・より多くのお客様に喜んで頂けるよう、仕事内容を絶えず見直す

などなど。

よく売上の良い会社なんかで、「営業が一番エライ!」「総務・経理などの間接部門は2の次」みたいな、いわゆる士農工商みたいな古臭い考え方を真面目に言ってる会社とかあったりしますが、それは大きな間違いです。だいたいそう言うところは放っておくと、無駄だらけの高コスト体質で固まってしまい、売上が下がったとたんに、急激にバタン。となります。

つまり、右から左に受け流す(なつかしい?)ように、仕事を何も考えずにそのまま右から左に流しているだけのお役所的(公的)な仕事をしていると改善や発展は皆無です。やはり自分が関わった以上、次に受け渡す人(お客様)から「意見」「要望」「問題点」などを常に聞いておき、常に改善していくのがベストだと思います。

そして逆に、インプット側(仕事の依頼側、発進側)にはガシガシ・ズバズバと「意見」「要望」「問題点」を挙げて行きましょう。そうすることで組織全体がめちゃめちゃ良くなります。


そして、やがてはすべて「本当のお客様」へと繋がって行く訳ですね。(・ω・)v


がんばろうっと。