龍馬伝 | ムズカシイことぬき!

ムズカシイことぬき!

 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

めずらしくNHK大河ドラマを観ています。そうです、「龍馬伝」です。

■龍馬伝

まあ昔からミーハーなもんで、単純に「福山雅治が坂本龍馬を演じる」のを観たいだけ。1回目の感想は、「豪華キャストやなー、NHKの大河ってやっぱ気合入ってるわ。こりゃ民放ドラマは食われるわ」です。民放ドラマの年末特別番組とかクラスのキャスティングですよね。大河ドラマが人気なのは豊富な製作費なんでしょうかね。

で、第2回目放送の「大器晩成?」も観たんですが、シナリオに「???」となって、ちょっとげんなりしちゃいました。

・龍馬が河川の氾濫を防ぐ堤(堤防)の工事監督に。20日で完成させよと命じられる
・無理やり堤工事に借り出された農民たち(しかも対立している農民同士)
・農民たちは龍馬の言うことは聞いてくれない(龍馬の身分が下士だから)
・現場の近隣農村は水害により、女子供しかいない

この劣悪な状況(問題)を、「さあ、あの龍馬がいったいこの難題をどう解決しちゃったんですかー!」と期待しながら観てたのに、がっくりです。

・ケンカを止めさせようと、皆で酒を飲もうと言って酒を配る(でも失敗に終わる)
・みんなの仕事は命を守る大切な仕事だと説く(ほとんど聞いてもらえない・・・様子だった)
・雨の中、1人でやけくそになって泥んこになりながら作業する龍馬
・なぜか、帰ったはずの農民たちが戻ってきて、手伝う。
・20日間で堤工事を無事に仕上げる

え・・・。Σ(~∀~||;)

いやいやいやいや。

ないないないない。

龍馬らしくないと言うか、いったいなんで工事が上手くいったの?まぐれか?
まったく意味がわからんです。このエピソードは龍馬伝に必要なのか、とまで思ってしまいました。

・・・あ!でもそうか!

そう考えると、まだまだ龍馬伝も序盤の序盤。RPGで言うなら、かわのよろいとこんぼうで初めて敵と戦ったくらい。そうか、龍馬は弱い、何も出来ない、天才じゃないってところをあえて見せておくわけか。ここから急成長する様子をじっくり描いていくシナリオって訳ですか!そう言えば第2回のタイトルは「大器晩成?」ってなってるし。


・・・うーーーん、でも、しつこいけど、やっぱりそのシーンはいるんかな~・・・?それやったら、何も出来ずに約束の20日間で堤工事は終了しませんでした。龍馬の能力不足です。お役目は見事失敗に終わりました、って方が良かったのでは?理由なく能力なく難題をクリアした終わり方に違和感がたっぷりなんですよね~。


うーーーん、げんなり。

でも、たぶん次も観るんですけどね。

土佐藩があった高知県出身の広末涼子の土佐弁が妙にしっくりくるのは気のせいでしょうか?