地元の食品スーパーの話ですが、去年の秋頃からちょっとした変化がありました。それは、レジのアルバイトの1/3~半分くらいが若い男になったんです。しかも「ハンカチ王子」の斎藤佑樹風だったり、「ハニカミ王子」の石川遼風とか、パッとみて結構イケメンな感じの学生バイト。(なぜか全員優等生風)
今までのスーパーのパターンだと、女子がキャッシャー(レジ打ち)で、男子が商品補充や倉庫仕事のイメージがあります。実際に利用してみると、買い物の最後レジで若い男の人に会計をしてもらうと、はじめは何かこう違和感のようなものがありました。(すぐに慣れちゃいますけど)
でも、冷静に考えてみればこれは「なるほど。理にかなっているわ!」と思います。だってスーパーってメイン顧客は主婦層。主婦層にイケメン男子を持ってくるのは、これまた当たり前というか鉄板。そして追い風なのが、ものすごく「買い手市場」な現在の雇用情勢。イケメン男子諸君らも「オレ、スーパーのレジ打ちとか無理~」なんて言ってられませんからね。
こうした商売上手だと思えるアイデア・シーンに出会うと、自分自身の商売にもめっちゃ良い刺激を受けるので、ここのスーパーの今後にはかなり注目しています。(すべてイケメン男子にするのか、やっぱり女性キャッシャーに戻すのか、とか)
不思議なのが、主婦層がメインターゲットなのは変わりないので、じゃあ昔からなんで若いイケメン男子にレジをやらせていなかったのか?うーん、今ちょっと疑問に思って来ました。イケメン男子がレジだと主婦層達から何か敬遠されるマイナスなケースも出てきたりするんでしょうか。
例えば、
・半額とか特価品だけ買いにきた安物ハンターオバハンと思われたくないから、ヤダ。
・肉とか安物を買っているところを見られたくないから、ヤダ。
・材料から料理が出来ないのがばれちゃうから、ヤダ。
うーーーん、なーんか致命的な落とし穴とか潜んでいそうな気はしますね、確かに。実際はどうなんでしょうか。
やー、商売って面白いですよね。まさに「商い」(飽きない)です。
がんばろうっと。