総合点はいくら?
仕事を単純に数値に換算するのは難しい話ですが、ここではイメージの話です。
A・・・60点
B・・・60点
C・・・60点
D・・・60点
E・・・60点
5つ合計で、300点だとします。最高は100点満点×5の500点。
さてさて、Aの60点を100点にしたい!、こうしたら100点だと思って一生懸命にAだけに取り組みます。例えば1ヶ月かかって、ようやく90点まで行ったとします。
(B~Eが何も変わらなかったとして)
合計点は、・・・・・・・・・30点アップの330点。
では、A~Eのすべてにそれぞれ今の10点アップに取り組みます。結果すべて10点アップ出来たとします。
合計点は、・・・・・・・・・50点アップの350点。
総合点はどちらが上でしょう?
350点。後者の方ですね。
これって、色々なビジネスシーンに当てはまります。単なるピンポイント完璧主義者では、全体を見るのは無理なんです。例えば小泉首相もブッシュ大統領も、ソフトバンクの孫社長もサイバーエージェントの藤田社長も、全体(マクロ)的な視点で仕事をやっているんだと思います。
これは、大きくなれば、なるほどです。
・・・でも、もう1つの視点があります。
後者の、1つ60点を70点にして、合計を350点にしたのは確かにスゴイ事かも知れませんが、裏を返せば、最高点は70点であって、前者のように、90点は出していないんですね。これはこれでスゴイこと。1つの成果です。そして、この成功事例を水平展開すれば、90点×5の450点!も不可能ではない訳です。
つまり、マクロ(全体)ではなく、ミクロ(単体)の話。
この両方のバランスはとても大事です。可能性を広げる意味でも。そしてビジネスは常に時間軸を持っています。いつまでに答え(結果)を出すか?どの時点で、どの結果を出すか?
総合点が勝負には変わりないんだけど、やっぱり時間軸は必要ですね。
いつまでに、なのか。
さて、いつまでに何をしないといけないのか?
整理しましょう。(⇒と自分に言い聞かせようっと)