三相交流回路 | 両軸愛者 ~引金派~

両軸愛者 ~引金派~

I am the bone of my bait casting reel .
――― 体は両軸で出来ている

本日は三相交流回路


大型の電動機や大きな負荷の掛かる物で使用される回路なので、多分家庭やオフィスでは馴染みがないのでは無いかなと思います。


これに関してはエレベーターやエスカレーター、ポンプや給排気ファンと職業的に関わりがあるので理論じゃ説明出来ないけど見たり弄ったりすれば分かるという感じです。




ここまで複雑では無い気がしますが、電気工事士(1種2種共に)の試験でもバッチリ出てきます。




そんな電気工事士の試験の時に自分が覚えていたのはYとΔと√3と√3/2の4つだけで、YとΔのどっちの電圧か電流が√3なんて全く分からなかったので、とにかく√3を掛けてみて正解に近い物を選ぶだけで突破しました(アカン)


当然外せば正解が無い時もあったし、√3/2なんて覚えてはいても何処で使うんだろ?って思ってました。


今回はベクトルを用いる事でその全てが解決したんですよね、


120°づつ位相が遅れていて、そのベクトルを合成した時に∠60°の正三角形になって、更にその半分にした時に合成したベクトルの長さは√3/2になって、その2倍が√3なのでベクトルは√3倍になる。


ちょっと言葉が間違ってるかもしれませんが、これが理解出来たら何故√3倍なのか、√3/2倍なのかというのを忘れたり勘違いしたりする事は無くなると思いました。


ただ電気工事士の試験の時の自分がこれら教えられた所で、理解とは程遠い物になっていたとは思いますけどねw


なのでめちゃくちゃスッキリした講座でした。


電気工事士の延長と言われて始めた電験三種の勉強でしたけど、最初は全然話と違うじゃねーかって感じていましたが、回り回ってやっとそうだなって思える様になってきましたね。


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