知人が第一種電気工事士の筆記試験を無事に突破しました。
私も微力ながら
「こ」うりゅうは「コ」ンバーター
「デ」ルタは「で」かい
等々の微妙に役に立つか立たないか分からない語呂合わせみたいなものを授けていましたが、果たして役に立ったのか定かではありませんが良かったですね!
知人も私が得意なのは実技の方と知っているので筆記試験の時とは違い積極的に質問されますwwwwwwwww
実技試験は正確さを求められるものであり、決してスピードを競う競技では無いですが、それでも一番最初に気になるのは「候補問題をどれ位で終える事が出来るか?」という事になるのは仕方の無い事かもしれませんね。
「候補問題はどれも15~20分で複線図は後回しスタイル」と伝えると結構な質問責めにあいましたw
これから実技試験に臨む方へのヒントになればと思うので、質問と回答を幾つか書いておこうと思います。
※ここから下は第二種電気工事士の実技試験がしっかりと出来る前提のお話です
Q1:なんで複線図を書かないの?
A.最初に材を切出して並べてしまえば接続以外で考えたり迷ったりする要素が無く、自分の場合は複線図がかえって混乱を招く箇所が幾つかあり、複線図を書くとしても接続を開始する前の確認的に書くとオススメですと伝えると最初は微妙な顔してた知人でしたが、実技の練習始めてから脳内と複線図と実物が噛み合わない(理解やイメージとズレ)場所があり、取り敢えず材を並べてみたら即座に理解出来た場所が幾つかあったそうで、私の言いたい事が何となく分かったそうですw
Q2:材の長さを計らないってマジ?
A.正確にいうとスケールを当ててまで測らないです。肘から手まで、握った時に、〇〇指の長さが、工具のここは何cmみたいな曖昧なものです。欠落は指定された長さの50%を下回る事であり、1度試しに50%以下にしてみると有り得ない短さになるのでそれより長ければいい位の曖昧な感覚でやっています。性格出るねって言われましたw
Q3:理解度が一気に深まった分岐点は?
A.高圧と低圧と変成器というのを理解した時からで、最初に候補問題をひと通り眺めた時に頭がクラクラしたのを覚えています。そして時間も60分以上掛かりましたが、候補問題の半分位まで取り組んだ時点で第二種電気工事士の実技問題に高圧と変成器がくっ付いただけじゃんって気が付いてから急に30分を下回る様になりましたね。気持ち問題なの?って聞かれましたがその様でしたw
Q4:YouTubeとかは参考にした?
A.全く見ていません。第二種電気工事士の実技の時はそれに近いやり方でしたが、見本や手本その通りにやる安心感というのは「この動画の通りに出来るだろうか?」という逆に不安感しか産みませんでした。結果本番で緊張、迷い、不足の事態で少しペースが乱れたらそこから巻き返せませずに二種の実技試験一回目は落としてしまいました。確かに動画通りそのまんまやれたら合格かもしれませんが、自分で考え失敗し積み重ね理解が深まるとそういった不安や迷いがなくなります。それに試験だけじゃなくこれから現場に立っても案外覚えてるものですね。決して好き勝手にやって適当な解釈で身に付けた自己流とは違うので悪しからず。
Q5:最後にアドバイスがあれば!
A.開始早々にプラスドライバー手にぶっ刺さり、かなりの血塗れになりながらも合格した人を知っているので大丈夫ですw
ほ、本職は電気工事士じゃなくて設備管理なんだからっ!
今年の第一種電気工事士の実技試験に挑む受験者に幸あれ!
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