こんにちは。
入学シーズンですね。
ご入学おめでとうございます!
子どもが小学校に入学するときに、
「したこと」と、「しなかったこと」を書きます。
一人目の子が小学校入学前にしたことを
マンガに描きました。(実話です~)
なぜ、子どもにそう伝えたかというと…
私自身が子どもの頃、
「もっと説明してくれればよかったのに」と、思ったのです。
実は、小学校に入学したとき、私は
「学校に何をしに行くのか??」
今ひとつ わからなかったのでした。
「なんか、先生が黒板に書いて話してるな。
邪魔したらわるいから、静かにして、座っていよう。
でもタイクツだな~。絵でも描こうー」
おとなしく、ノートに絵を描いていましたねえ。
(今と変わらん…笑)
そして、迎えた初めての授業参観日。
先生は、「いつもの通りにしていればいいのよ」と説明してくれました。
私は素直にその言葉を信じて、いつもの通りに静かにして、ノートに絵を描いていました。
で、授業参観に来た父親に、怒られたのです。
授業中に後ろから歩いてきてゲンコツ。頭に。
先生も放置。
当時は体罰禁止条例もなかったですし。
何か私はわるいことをしたのでしょうか??
したらしい。何がいけないのだろうか…??
家に帰ってからは、さらにこっぴどく怒られました。
どうやら、授業中にノートに絵を描いてたらいけないらしい。
し、知らなかった…。
「いつも通りにしていればいいのよ」という、先生の言うことを素直に聞いていたのになあ。
理不尽ですよねえ。(笑)
子ども心に、
「あ、いかん、気を抜いた。
先生の言うことを聞くだけで自分で考えなかった。
自分を守るためには、自分の頭で考えなくてはいけなかったのに」と思ったのでした。
話がずれました。
「学校は勉強しに行くところだ」ということを、小学校一年の一学期に、私はぜんぜん、わかっていなかったのです。
え、勉強って何??状態でした。。
そこで、自分の子どもが小学校に入る前には
学校の意味を、くわしく説明しました。
明るく楽しい雰囲気で。
(雰囲気、大事です!
おどさずに、明るく。)
文字を覚えると、
本やマンガが読めて楽しいこと。
数字がわかると
買い物ができること。
先生になるには
何年も勉強すること。
「小学校に行ってー、
中学校に行ってー、高校に行って―、
その後、大学というところにも行くのよ」
(子どもはびっくりしていました)
教員採用試験のむずかしさ。
(身近で受けた人がいたから知っている。
範囲が広い。すごく勉強していました)
だから、先生は
たくさんのことを知っていて、教えてもらえることを。
でも、「勉強しなさい」とは 言いませんでした。
「自分で考えて、
自分で決めて
自分から、行動する」
人生を歩んでほしいから。
私自身が子どもの頃、
毎日大量に「勉強しなさい」と言われて育ったので、
「勉強しなさい」の副作用は、よく知っています。
私の親は、すごーく支配的でした。
そのうえ、
「成績が良くないと、人間として価値がない」という価値観でもありました。
(「子どものためを思って」でもあるのですが)
だから私は「勉強しなさい」は、言いたくなかったのでした。
でも、学校の意味は、
説明しておこうと思いました。
どうするかは、本人が決めることです。
自分から「勉強したい」と思うことができたら、
長い目で見たら、その子の生きる力になっていきます
明るく説明だけして、
あとは本人がどうするか? そーっと見守りました。
子どもは、本来は、
学ぶことが大好きです。
赤ちゃんや幼児は 好奇心旺盛で、
何でも知りたがりますよね。
それなのに、どうして
学ぶことがイヤになるのでしょう?
押しつけられたり、
怒られたり、
急がされたり、
比べられたり、
バカにされたりするから、
勉強がイヤになるのではないでしょうか。
もったいない…。
(後日談)
それで、うちの子どもたちがどうなったか?
「自分がやりたいことに必要な分の
勉強は、自分からする」という…。
そういうふうになりました。
行きたい高校は、
部活と校風と距離で選んでいました。
勉強の塾には行かず、
(そろばん塾には行ってたけど)
全員、第一志望の高校に合格しました。
(むずかしいところではない)
おうちによってやり方は違うと思いますー。
子どもの個性、
親の個性によっても違ってきますよね。
自由にアレンジしてくださいね。
子どもが
「自分で考えて、自分で決める」ように応援すると、
「生きる力」
「やる気」が
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