デグーの血尿① | デグーのぼんてん

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デグーの梵天&銀河、モルモット梅、うさぎの百合、齧歯達の暮らしと飼い主の雑感

※以下血尿の画像や動画がでてきます

 

2月15日に血尿が出ているのが発覚した銀ちゃん。

 

現在2月26日の時点では、まだ少し血が混じったオシッコ跡も見られますが、もう普段通りの元気はあって、命の別状はなさそうですので全くご心配には及びませんが、どなたかの今後のご参考になるかもしれないので、治療と経過を記録として書き残しておきたいと思います。

 

2月15日

いつものように部屋んぽ中

お互いにオシッコをかけあう戦いをしていた梵天と銀河(←自分のほうが優位だと示す行為)

いつもならば

銀河は梵天よりもオシッコの出が良いので

ジャッと顔にかけられてしまった梵天が、ぶるるんと身震いするのがお決まりだったのですが

この時、銀河にしては、ピッピッとしずくのようなオシッコしか出ておらず

しかもそれが普段の薄い黄色ではなく、茶色っぽかったのです。

 

デグーのオシッコに、食べたビーツの色素などが混じって少し色がつくことはありますが、この時は胸騒ぎがしたので

銀河を急きょキャリーに閉じ込め、オシッコをさせて

以前、梅ちゃんが子宮疾患の手術前後に、病院から血尿チェックのためにいただいていた試験紙の残りで確認してみました。

 

オシッコをかける前の試験紙

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ビンゴで潜血がありました

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▼動画で見るとこんな感じの色のオシッコです

 
乾くとこんな感じになります

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下は昨年、梅ちゃんのオシッコの検査をした時の結果ですが

このような明らかに血が混じったオシッコの場合

 
▼試験紙の一番上の部分が青くなります。
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こちらは翌日4月22日。色からして見るからに尿に血は混じってなさそうですが、検査するとやはり試験紙は青色には変わりません。

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ちなみにpHが高そうに見えますが、これは人間用の検尿検査キットで、うさぎ、モルモット、デグーなどの草食動物はpHが高くでるのが普通で、逆に低いとたいへんらしいので、そこは気にしなくても大丈夫です。

あくまでも血が出ているか、出ていないかを簡易検査するためにいただいたものです。

 

さて、話を銀河に戻して

膀胱炎か、尿結石かもと病院を予約し、翌日の2月16日に銀河のオシッコをシリンジに採取して銀河を連れて病院に行ってきました。

 

▼デグーの採尿にはシリンジが目盛りも付いていて便利

本当は赤いオシッコだけ1回分を持っていきたかったですが、0.1~0.2ml程度の量だと少な過ぎて検査自体ができないと病院で言われてしまうので、キャリー(いつもそうじ待ちに使っているライトキャリーSから回し車を取りのぞいたもの)に閉じ込めながら、そのなかでシリンジでいつもの青汁※を7mlくらい飲ませてわざと水分を摂らせて、少量ずつ出たオシッコ(血が混じってない色のも)を何回か集めてようやく検査できそうな分量にしました。

 

 

▼※いつもの青汁とはこれのことです

 

 

実は、病院からは「1回分のオシッコを取ってください。何度か出たものを混ぜてはダメです。」と言われるんですが、1回分のオシッコではどうやっても検査最低量に足りないので、そうしています。

普段の銀ちゃんなら、もっとジャッと出るけど、オシッコ出ないから病院行くんだからしょうがない。

 

ところで

デグーは2日間オシッコが出ないと死んでしまう

と、病院の先生に脅されているので
オシッコに異変があったら一週間後とかではなく
すぐに病院に行かれることをおすすめします。
 
 
詳しい採尿方法も一応書いておくと
ライトキャリーの下の床網をしっかり取り付けた状態で、トレイは外し、かわりにキャリーの下にペットシーツを裏側(水分を吸い込まない側)にして敷き、キャリーのなかにデグーを入れます。
オシッコが出たのを確認したらキャリーを持ち上げてシリンジ(新品のもの)でペットシーツの上のオシッコを吸い取ります。
必要量が採れるまでこの繰り返しです。
 
途中ペットシーツの上がオヤツの粉などで汚れたら採取するオシッコに混じらないようにシーツを取り替えるので、裏側にしたペットシーツ2枚を最初から並べておき、汚れたら隣の新しいペットシーツの上にキャリーを置くようにするとスムーズです。
ペットシーツではなく、サランラップを下に敷いてもよいです。
ただサランラップは薄くて時に貼り付いてくるため、ぺらっとめくれてキャリーの金網にくっついてきたりすることもあるので、使用時はそこだけ注意です。気密性の高いラップのほうが漏れなく採取できる気はします。


▼採尿はこんな感じで行っています。

 

この2年前の記事では、床トレイの上にサランラップを敷いて行っていますが床網を取りつけているので、トレイは外したままでも大丈夫。

また、当時はわざと緊張させてオシッコを出させるためにキャリーごとベランダへ連れていったりしましたが、今は真冬で流石にそれは出来ないので、キャリーのなかの銀河の様子を確認しながら、ひたすらオシッコが必要量出るのを待ちました。

 

2月16日
採取したオシッコを持って病院に行き、麻酔をしてレントゲンを撮ってもらい尿結石はないか確認していただきましたが、とくに目につくような石は確認できず。
麻酔をするついでに、歯も診ていただいて、またかみ合わせが悪くなってきている前歯などを処置していただきました。
 
そして、膀胱炎の場合は、チンまわりがオシッコで汚れていたり腫れていたりするのだけど、そういう様子もないけれど、まずは膀胱炎だと仮定して抗生剤などが入った飲み薬をいただきました。
 
この時は、梵天も以前に尿漏れをしていた際、膀胱炎や尿結石疑いで半年ほどお薬を飲んで治療したことがあったため(実際は膀胱炎でも結石でもなく、筋肉が傷んでいるという外科的要因だったのだけど)今度もそんな感じだろうと、この時はそんなに銀河のことも心配していませんでした。歯も処置してもらってご飯も食べやすくなって、きっとすぐ元気になるだろうと。
 
それが病院に行った翌日からさらに容態がひどくなろうとは・・・・・
 
②に続きます。

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ぼんてん本日の体重:235.0g

銀河本日の体重:273.5g

梅ちゃん本日の体重:1172g

 

 

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