献食菜集 -176ページ目

カラス・カキ

どなたか存じませんが
通信フォームでお便りくださったかた、
どうもありがとう。
お互いにがんばりましょうね。

kaki1

画面にむかって絵を描いていたら
「ばさばさ」と何やら外で怪しい音がする

大胆不敵とはこのことか
カラスが柿に木にとまり
ここ4、5日ほど熟すのを待っていた
柿の実にありつこうとしている

それは、君。いかんよ。
君が今まさに食べようとしている柿の実は
私がここ数日間楽しみにしていたものですよ
だめです

ということでわざと大きな音をたててベランダにでました
私とカラスとの距離は2メートル足らず
しかし、逃げません
まさに黒グロ。片側だけの目で私の方を見ています。

「ひとつくらいいいだろ」
という感じか。
「いやです」とさらに1メートル距離を縮めたら
飛び立ちました。

実の青いうちは寄り付きもしません
今日くらいが食べごろと、わたしもふんでいました。

朝から例の電柱の上でカラスがうるさいな、と思っていたのですが
予告だったかのかも知れません。

しかしお陰で柿をもぐ決意ができ
屋根から、はたまた木に登り
かちっと出来た実を採取。
ご近所に配ることが出来ました。

旨い。

kaki2


























ちょい浮上

今日は念願の洗車をする事ができた。
とにかく内外とも汚れていたので
いつも気になっていたのだが
気持ちに余裕がないと、ついつい後回しにされる。

では、余裕が出来たのかといえば
そんなものはないのだが
何か自分のしらない自分の内部で
ひとつ、何か解らぬものがふっきれたようで
妙に気持ちが軽いので
洗車です。

raseen

きれいになりました。
煙草を吸わなくなってから我が家にきたので
ちょいと掃除すればあっというまに終わります。

最初、家内がこの車に決めたときは
「こんなかわいい車にのるのかあ」と
不満でしたが
なかなか味のある良い車です。

バックギアで動く時の高い音が
30数年前に母が乗っていたサニーと
同じ音なのでびっくりしました。


















アフリカフェ

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近くの変わったスーパーで
Africafe=アフリカフェという
アフリカ産のインスタントコーヒーを買ったのだが
何というか
不味い。

ファミレスのコーヒーのインスタント版といったところか。
で、これがお湯を注いでもさっと溶けぬ。
ちいさなダマがぷかぷか浮かび
口に入るとかなり刺激的。

さっと溶ける事が当然と思っていた自分が恥ずかしい。
味といい、溶ける事といい、不断の努力が
インスタントコーヒーのあのレヴェルを維持させていたのだな。

私が小学生の頃にはネスカフェしかなかった。
それがまた大好きで、親の目をぬすんで
クリープと角砂糖をどっちゃりいれて
ティースプーンですくいながら飲んだものです。

小学校4年の頃には、早くも後頭部に白髪がはえはじめ
母はそれをインスタントコーヒーが原因と断定していたようでした。

今でもネスカフェの封をあける時
子どもの頃のあの感じがよみがえります。

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ベタ 凪ぎ

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細胞的世界というのは私の勝手な観念ですが、
自分が世界と一体になっていると感じたり、
毎日忙しくて目の前の事を片付ける事で精一杯であったり、
自分と周りの関係などどうでも良い、と思うひとたちは
きっとうまく事が運んでもいるのでしょう。

視覚的世界は ちいさなのぞき穴からしか認識できないし、
たとえ視覚以外の情報によって世界を広げても、それはあくまでも
情報でしかない。
細胞のような自分の世界は
ひととのつながりをもつ事が、または自ら動いて何らかを
見たり聞いたりしてくるものがその世界のすべて。
そういう事らしい。

ベタなぎでぴったりと止ってしまったいかだのようで
日ばかりが過ぎて行きます。
これもいつまでも続かないであろう事を願い、
やがて帆が風をはらむ時がくるであろう事を信じ、
できる事をやるしかなさそうです。

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***

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はぐれた感じがする。
まわりばかりが動いている。
どこでもいいから本体にへばりつかないと。
細胞的世界が枯れてしまう。
神経を切ってしまったか。
伸びて来た触手を払ってしまったか。

25メートルのプールを泳ぎ切る
児童にとっては大仕事を果たして、
晴れやかな笑顔の向こう側に羨望を感じる。
30数年たっても変わらぬ。