献食菜集 -160ページ目

早起き弁当

切干し大根
きんぴらごぼう


にがうり のおひたし
ANA直送宮崎の

かまぼこ



アルマイト弁当箱につめた
北海道いまずり米 新米のうえに
敷き詰める


さめた弁当の
青い野菜は 

とても おいしい


家で食べるより 味が よくわかる
 おいしい


にがうり や 焼いた ししとう

ゆでた いんげん

こんなものが 

弁当に入って うまいとは


知らなかった


やはり何でも試さないと


やはりな


















土星

秋の 夜長に
土星に

 初めて 遭遇し
その 「環」の存在を
確認する


前知識のため
「環」 と おもうが


平面的にみえる あの様子から
「環」であるとの

 推測は 見事であり
わたしには 至難である


ガリレオ衛星 然り


天体観測 から

地動説を
さらに 確信した ガリレオの

分析力と勇気は

後の 人類に 偉大な貢献を はたした


東の 夜空に

月 金星 土星 があつまる


何億年も 続く 天体の 運動の
ほんの一瞬 を かいま 見る






























































満月

秋が来て 涼しくなると
暑さのせいで 忘れていたことに
気づき始める


ああ
私は こんなだったか
まだ こんなとこにいたのか
と 


満月は  
それで よろしい と
言ってくれているようで あるが


私と しては
はやく あと階段 2.3段は 上りたい
のだけれども



かぐや は画像を 送ってきているのだろうか
月のうらの 画像は 
まだでしょうか


まさか 月は
ハリボテ じゃ ないよな




















繰り出される

音と音のあいだ が
内容 です


音は はじまりの 合図で
区切り で
連結ぶぶん で
 
その余韻 を聞き
次の 区切り に期待を 膨らませる


コルトレーン を聞いて そう思う


音が いろんなものを 引き連れて
現れ 出でる


音には沢山の 紐がつながっていて
そこに いろんなものが ひきずられて


きて 時間差 をもって 現れる


悲しくもなく 嬉しくもなく 楽しくもなく
明るくもなく 暗くもないもの


そんな いろんなものが 音に 引き連れられて
現れ 出でる


何が
どうして 

あんなに 充実した 時間なのか


次々と出てくる 音や 

その 順番は
彼の意思では あるまい


自分の なかの 音の宝庫

自信への固執 を捨て

ひらいた とびら







































東の空

壁画の工房で 忙しい
日々をすごすうち
夏は終わってしまった


窓から吹き込む 涼しい風には
虫たちの鳴き声が のっていて


夜空には 3連の星
オリオンが 東の空に
その雄大な姿を 見せている


夜空の星を見ていると
まるで その星を ひとりじめしている
ような 気がしてくる


重箱の隅つつき  なぞ やめるがよい


表現を通して 見えるものが
たいしたことのないもの などは
いやというほど ある


オリオンの三ツ星は きらきら輝き
そのスケールはとてつもなく大きい


それをみて 忘れるべし