献食菜集 -119ページ目

作品紹介Icon on a mirror surface:seoi

私が並行して取り組んでいる、別の連作も紹介する。
Icon on a mirror surface 鏡面イコン、というもの。イコンはイエスキリストや聖人、天使など聖書に登場する人物や物語を絵で表したものだ。その登場人物の頭部にあたる箇所を鏡にしてある。そこに、作品の鑑賞者や作品の置かれた環境の一部が映るようになっている。

神はあなたの内にいる、というメッセージもあるが、何より鑑賞者自身が作品の一部になるという事をねらっている。

今回はそのうちの一つ「seoi 」を掲載する。絵についての、あまり具体的な説明は興醒めを起こすであろうから、制作に関しての説明だけにとどめる。

Mixed colors collection の連作を切り刻んで組み合わせてある。全てガラスと鉛線を使用するステンドグラスの技法で作られている。ところどころの立体造形は真鍮線と鉛で作られている。では作品を楽しんでください。

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詳細は BONTSART へ。

帰省途上、白鷺城へ行く

白鷺城。小学校の卒業旅行より42年ぶりだけど、この年齢になると見所満載。天守閣に近づくにつれ小さくなる間口。左官泣かせの八角形の窓柵。しかし、これは遠景を見やすくするための工夫ではないかと勝手に想像した。四角、三角、丸の弓、銃用の「狭間」は三角は実は使いづらいのではないかと直感した。これは配置した兵に攻撃の合図をする際に「四角撃て」「丸撃て」という様にして、波状攻撃の際のグループ分けにしたのではないかと想像したりした。小学生の時は。石垣の間にまとめて突っ込んであった無修正のポルノ写真の複製を友達が見つけそれを見て騒いだ記憶が一番強烈。しかし、騒いだはイイが、その写真の表すものが何の事だかが皆目理解できなかった事も、今から思えば可愛くて楽しい。
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12th Vortex in my brain 新作掲載

12th 12番目の作品を掲載しました。
今までといったい何処がちがうのだ。

今回は画仙紙の裏表両方から描いたのだ。
表は左手で、裏は右手で描いた。
つまり画仙紙は脳梁のように左右をつなぐもの。

したがって両方に落款してあるが。発表するのは裏側。
将来、額装の際は、透明ガラスで両面から押さえるつもりだ。




いったい誰が描いたの?と描いた本人が感じている。
詳細はウェブサイトへ。

BONTSART




































白群

クサカベの水彩絵具に「白群」という色があるが、これと墨の黒との相性が好きだ。

私の絵の描き方では、実のところ絵具の色の名前はどうでも良い。混ぜこぜにするからだが。今回の連作では偶然色を混ぜるという事が出来ないので、色の使用を最小限に抑えて墨の色を引き立てるようにしている。
適当に買い揃えてあったものではあるが絶好の助けだ。
名前も素敵だ。「白群」
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10th,11th[ Vortex in my Brain] 新作掲載

連日の更新に付き合ってくださっている読者の皆様、どうもありがとう。
本日も10th、11thと2作品掲載しました。

描き手の気持ちが27年前にスリップしている。
画仙紙に直線を描く行為は27年前にしばらく取り組んでいる。
作品は2作品だけ残して他は捨ててしまった。

54歳にしてふたたび、目前の画仙紙に直線が蘇る。

10th



「白群・みずいろ」の色がこんなきれいな色とは思わなかった。
画仙紙の色に愛称がいいのかもしれない。
おかげで、毛筆の痕跡も美しく見える。


11th


さらにもう少し欲張ってみた。
混色採集での試みをこの作品でも取り入れる。
毛筆の痕跡に無関係な前段階の痕跡が加わって
一層深みが出た。

さて、この連作は「目を開けても閉じてもみえる渦」が私には見えるのだが、それを捉えようというもの。
作品はこれを軸に色々展開しているが鑑賞者にはそんな事はどうでもよいことであろう。
実をいうと私もどうでもいい、のだ。
何かを機会に目の前に美しい世界が垣間見えることを望んでいるだけだ。