![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230502/07/bonsaburo/43/bd/j/o0270048015278284199.jpg?caw=800)
黒ラベル(中瓶)をいただきながら…。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230502/07/bonsaburo/5d/2c/j/o0480027015278284314.jpg?caw=800)
鮪ほっぺ焼きをメインにした定食をいただきました。
先客が帰った後に熟女将から…。
「遅くなってごめんなさいね」
と言われながら…。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230502/07/bonsaburo/89/ad/j/o0270048015278284663.jpg?caw=800)
引越祝いでこれをいただきました。
ありがたいことです。
ラベルを見ると、新潟県産米「千秋楽」100%使用、と書かれています。
聞き慣れない酒米だなあ、と思い、ググってみました。
【久保田・越州・洗心・得月・朝日山】新潟県・朝日酒造
「スッキリでキレイ」と「優しい膨らみ」。これは本来なら相反する味わいですが、両方を合わせ持っているのがラベル 禄乃越州「越州」の大きな特徴。その味わいを醸し出すのに無くては語れないモノがあります。それは原料米である「千秋楽」という名のお米です。
「千秋楽」は1960年に新潟県奨励品種にもなった主食であるご飯用のお米です。刈り取りが最も遅い千秋楽 田と看板ことから、相撲の「千秋楽」にちなんで命名されたそうです。「千秋楽」は当時、関西方面にも多く出荷され、作付面積も第2位と人気のお米でしたが、コシヒカリ人気が高まるにつれ、推奨品種からも外れ、1970年頃から姿を消していきました。
時は流れ、平成。朝日酒造が「千秋楽」の持つ酒米としての可能性に着眼します。この世に存在する「千秋楽」は種子保管庫に眠る僅かな種籾のみでした。そして1996(平成8)年、譲り受けた一握り(たった40g)の種揉から、千秋楽復活を賭けた米作りが始まります。
千秋楽に関するデータもなければ栽培を知る経験者もいない。晩生品種という特性を持ったこの米の栽培にあたり、何を、いつ、どのように作業したらよいのか?重要な水の確保は?全てが手探りであり、試行錯誤の連続でした。しかも極僅かしか残っていない「千秋楽」、失敗は許されません。その年の晩秋、やっとの想いで「千秋楽」の収穫に成功。 米作りに携わっ千秋楽 看板た方々のご苦労は、並々ではなかったと察しられます。初年度の収穫量は65kg。早速、収穫された「千秋楽」の一部を分析検査すると、朝日酒造の狙い通り、酒造りに非常に適していることが判明。晩生品種のため低タンパク質であることは予想できたそうですが、精米耐性、溶解性、デンプン組成など、想像以上に酒造りに適正な品種でした。特に、酒の味わいに幅や膨らみをもたらすアミロース(米デンプンの1種)が従来の酒造好適米と同等、もしくはそれ以上含存していました。淡麗な酒質に欠かせない低タンパク質でありながら、膨らみをもたらす事ができる職人のような米だったのです。
飯米としては絶滅寸前だった「千秋楽」が、酒米として見事に復活を遂げました。その後、何年もかけ、やっと酒を仕込める量の「千秋楽」が収穫できるようになり、今日では定番酒から季節限定酒に至るまで全ての「越州」に使われています。
スッキリしていながら優しい味わいを兼ね備えている「越州」という酒は、千秋楽 もし「千秋楽」が復活していなければ、この世に存在しないお酒だったのかもしれません…。
なんだか「夏子の酒」の龍錦復活のような逸話があるんですね。
それにしても…。
「スッキリでキレイ」
「優しい膨らみ」
という文字を眺めて、違うことを連想してしまう自分がなんだか哀しいです。
当然、艶っぽいこともなくほろ酔いで帰宅したのでした。
千秋楽 / TOOBOE
千秋楽 TOOBOE
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昨日はこんなニュースが。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230502/07/bonsaburo/6c/e0/j/o0270042915278288020.jpg?caw=800)
お疲れさまでした。
引退会見もあるようですが…。
N条あやみ嬢のようにIT社長と結婚を発表、とかいうことがないように…。
石川佳純選手が出演するテレビCM「つながる食卓」(30秒篇)
【公式全農】石川佳純選手が出演するテレビCM「大地のエール」篇(60秒バージョン)
ご飯を美味しそうに食べる嬢、大好きです。