倒福 | 凡三郎の日々

凡三郎の日々

「不惑」から「知命」へ…。さ迷いっぱなしの日々を過ごしてきて、天命を知ることができるんでしょうか?そもそも私に天命なんてものはあるのでしょうか?日々行き当たりばったりです。

遭遇した知人は5名。
どうやら先ほど宅配便も届いたようです。(謎)

明日からは春節、今日は大晦日(除夕)となるようです。
http://allabout.co.jp/gm/gc/375416/

倒福

福の文字を逆さにした「倒福」を見かけますが、こんなエピソードから…。

倒福の習慣に関しては明洪武帝の皇后であった馬皇后の伝承がある。(Wiki

とある春節に際し洪武帝はお忍びで市井を散策した際にとある人物の描いた年画(春節用の縁起ものを描いた絵)を目にした。そこには豊作を願った纏足をしていない西瓜を抱えた女性が描かれていたが、洪武帝は「懐西(西瓜を抱える=淮西と音通)の婦人の足が太い」という画題が、淮西出身(養父郭子興が安徽省定遠県の出身)の馬皇后が民間の出身で纏足をしておらず気品に欠けると嘲笑したものと考え、年画を描いた者を処罰しようとした。

宮廷に戻った洪武帝は年画を描いた人物を調べさせ、無関係な者の家には「福」の文字を書いた紙を貼るように命じ、翌朝「福」の表示がない家の者を処刑しようとした。馬皇后はこの計画を知ると、無実の罪で処罰される民衆に同情し、明け方までに全ての家に対し「福」の表示を貼ることを命じた。

馬皇后の命により翌朝城内の家中に「福」の文字が貼ってあり、洪武帝の命を受けた士兵はどの家の者を処罰するか分からなくなっていた。しかしその中の一軒が文字を知らなかったために「福」の文字を逆さまに貼ってあることを発見し洪武帝に報告した。

洪武帝は福を倒して貼るということは民衆の生活が苦しいことを皮肉った行為であると激怒し、御林軍に対しその家の者を斬首するように命じた。またしても夫である洪武帝により無辜の民衆に危害が及ぶことを恐れた馬皇后は機転を働かせ、その家の者は洪武帝の使者が訪問することを知って故意に福を逆さに貼って「福が到る」を表現したと洪武帝を説得し、無辜の民衆に危害が及ぶことなく済んだというものである。

それ以降善良な馬皇后を顕彰し徐夕(大晦日)に民衆は門上に「福」の文字を大書した赤紙を逆さに貼り、一家が平安であることを願ったと言われている。


おバカな君主と優しいお后さま。
今夜も優しい嬢たちと一緒にまったりと過ごしたいですね。





毎日がバレンタイン
(歌・作曲:久野かおり 作詞:福岡有)

時には バラ色の PHOTO STAND
うらがえし
こぼす 憎しみの涙

世界一の 幸せと 不幸せ
くりかえす
恋を 覚えたのは いつ?

いつかは 忘れてしまうかもしれない
君に ついていくだけの精一杯
毎日が バレンタイン AH
君に 出会った日から
毎日が バレンタイン AH
少しずつ 何かが 続いてる・・・・・・

約束はなしで 毎日会える
その日まで
ときめき おさえられないまま
毎日が バレンタイン AH
君に 出会った日から
毎日が バレンタイン AH
少しずつ 何かが 続いてる・・・・・・

いつかは 忘れてしまうかもしれない
胸の中の ギザギザなやさしさ
毎日が バレンタイン AH
君に 出会った日から
毎日が バレンタイン AH
少しずつ 何かが 続いてる・・・・・・
何かが 続いてる・・・・・・

Rose/久野かおり

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中国に馬皇后あれば、イングランドにはゴダイヴァ夫人あり。

ゴダイヴァ夫人

ゴダイヴァ夫人(Lady Godiva、990年頃 - 1067年9月10日?)は、11世紀イングランドの女性。マーシア伯レオフリックの夫人で、自身も後に領主となった。夫レオフリックの圧政を諌めるためコヴェントリーの街を裸で行進したという有名な伝説が残っているが、中世を専門とする歴史家の見解は、これは史実ではないことで一致している。同時代頃(?)の偽イングルフの年代記によれば、ゴダイヴァは「美しいかぎりの、聖い心もちの女性」であったといわれる。Wiki

ベルギーのチョコレート会社、ゴディヴァはこの方を社名にしてロゴにも使用しているとか。

ゴディヴァ

ホントだ…。

バレンタイン

そうそう…。
バレンタイン当日不在だったにもかかわらず…。
お慈悲を下さった皆様、ありがとうございました。
謹んで感謝申し上げます恋の矢

ちなみに、Wikiにはこんなことも書かれています。

この伝説については、ロジャー・オブ・ウェンドーヴァー(英語版)(1236年没)の年代記、『歴史の花(英語版)』がもっとも簡素かつ最古とされる典拠であるが、それは次のような記述である:

伯爵夫人ゴダイヴァは聖母の大そうな敬愛者で、コヴェントリーの町を重税の苦から解放せんと欲し、たびたび夫に対して祈願して(減税を)迫った。…伯爵はいつもきつく叱りつけ、二度とその話はせぬようと嗜めたが、(それでもなお粘るので)ついに「馬にまたがり、民衆の皆がいるまえで、裸で乗りまわせ。町の市場をよぎり、端から端まで渡ったならば、お前の要求はかなえてやろう」と言った。ゴダイヴァは「では私にその意があればお許し頂けますのですね?」念をおしたが、「許す」という。さすれば神に愛されし伯爵夫人は、髪を解きほどき、髪の房を垂らして、全身をヴェールのように覆わせた。そして馬にまたがり二人の騎士を供につけ、市場を駆けてつっきったが、その美しいおみ足以外は誰にも見られなかった。そして道程を完走すると、彼女は喜々として驚愕する夫のところに舞い戻り、先の要求を叶えた。レオフリク伯は、コヴェントリーの町を前述の役から免じ、勅令(憲章)によってこれを認定した。


みんな、生足には心惹かれるんでしょうか。
私も同じです。 ← ドクロ