あたたかな日差しを浴びたくなって、ちょっと散歩に出かけました。
途中、ベンチにドカッと座って、本をパラパラとめくりました。
私の人生の主役は私であり、あなたの人生の主役はあなたです。それ以外のすべての人は、家族だろうと親友だろうと脇役です。
そういう意識で暮らすこと。
この意識が薄れて、家族や友人など周囲の言動に依存するようになると、途端にストレスが増します。体が不調になります。
本来の自分が消えてしまうからです。
(太字:本文P159より抜粋)
最近、「疲れたー」と何度もつぶやきながら、休めなかった。きっとそれが、ここ数日の体調不良を引き起こしたんだなぁ。
だれもやってくれと言ったわけじゃないけれど、勝手に無言の圧力を感じていた。でも、それは私が自ら作り上げたものだったんだなぁ…。
春風をほほに受けながら、ぼんやりとそんなことを考えていました。
帰宅後、ソン・シギョンさんの番組を観ました。
昨日ふいにyoutubeで見つけた番組です。
この番組のお悩み相談のコーナーで、こんな相談がありました。
他の人のことを優先してしまって自分が疲れてしまう。どうしたらいいか、というもの。
昼間に読んだ内容と似たような回答をしていて、ハッとしてしまいました。
まず、自分を愛してくださいと。
シギョンさんが、精一杯日本語を使って伝えようとする姿に、ジンとしてしまいました。
確かに表現しきれない部分はありますけど、
だからこそ、彼の気持ちが前に出てくる気がします。
言葉って、そういうものかもしれないなぁ、と。
まずキモチがあって、それを表現するための道具が言葉だということ。
数年前のシギョンさんの姿からとても大切なものを教わっている気がします。