こんにちは！
アラフィフ×会社員×障害児(小1）育児中の
なお です。
染色体異常による障害を持つ7歳の男の子を育てています。
ブログを訪問してくださり、
ありがとうございます
以前の記事にも書きましたが、
昨年4月から息子の登下校付き添いのために
時短勤務しています。
今までフルタイムでやっていた仕事を
時短で私1人で回すのは無理なので、
4月から派遣社員の方に来てもらい、
仕事を分担しています。
4月から来てくれていた方は
事務経験はあまりなかったのですが、
学ぶ意識が高く、すぐに仕事を覚えて
ほぼ1人で仕事を回せるようになりました。
同年代で話も合うし、
互いの子どものことで意外な共通点もあり、
いい人が来てくれたと
本当に有難く思っていました。
しかし、正社員として転職先が決まり、
10月末で契約終了してしまったのです。
10月上旬から後任者を探し始めたのですが、
決め手に欠け、なかなか決まりませんでした。
1ヶ月が過ぎ、
5人目の候補者としてお会いしたのが
今、勤務してくださっているＫさんでした。
Ｋさんは中国出身。
学生時代から日本に興味があり、
中国でも日系企業に勤務していて、
日本人男性と結婚したのを機に
日本での生活を開始。
仕事をされていましたが、出産を機に退職。
3歳の男の子のママです。
話してみると、若干たどたどしさがあり、
込み入った話は伝わりにくいところがあるけれど、
普通の会話は特に問題なし。
英語とフランス語を学んでいながら、
仕事で自由にコミュニケーションをとる
自信もない私からすると
Ｋさんにとっては外国語である日本語の職場で、
仕事をしようということ自体が
すごいなと思ったのです。
Ｋさんへの個人的興味も湧き、
一緒に仕事をしてみたいと思いました。
上司はコミュニケーション面で
少し心配はしていましたが、
一緒に仕事する私に最終判断を
委ねてくれました。
こうして今、Ｋさんと一緒に
仕事をしているわけですが…
正直、戸惑うことが多いです。
まず思った以上に
日本語の文章が書けないということ。
助詞の使い方、敬語の使い方など
チェックすると直すべき箇所が必ずある。
それだけでなく、
日本語の能力に関係のない
誤字、脱字も多い。
意味が通じないわけではないけれど、
日本語としては明らかにおかしい。
間違いを正さないと
ずーっとこのままだと思った私は、
毎回厳しくチェックして、直してもらいました。
その一方で、こんなに細かく注意して
うるさがられてるんじゃないかと
心配に思っていました。
一度ランチに誘ったときに聞いてみると、
「意味はわかるし、外国人だから
多少変でも仕方ないと思われていたから
今までここまで細かく指摘されたことがなかった。
ご指導ありがとうございます」
と言ってくれたのです。
嫌がられることを恐れずに
伝えてよかったと思いました。
厳しく言うのも、
いちいち文面を修正するのも、
とても労力が要ります。
なんでわざわざ日本語での
コミュニケーションに不安がある
外国人を選んでしまったんだろうって
思ってしまったこともあります。
だけど、それを承知の上で
彼女と仕事をしたいと思った
原点に立ち返ると
自分とは異なる
バックグランドを持つ
人への純粋な好奇心が
あるのです。
休憩時間に
日本と中国の結婚制度の違い、
子育ての考え方の違いなどを
話しているのはとても楽しいです。
Ｋさんと仕事をするようになって
子どもの頃に本や映画を通じて海外に興味を持ち、
外国語を学び始めた原点に戻った気分です。
最近、仕事上の必要最小限しか
外国語にふれていなかったけれど、
また何か始めたくなってきました。
なお
はじめましての方へ