お菓子作りを'我流'でされてる方
たくさんいると思う。
ここで言う
'我流'というのは
ネットでレシピを検索したり
YouTubeを見たり
本を見たり
そのようにしながらお菓子作りを
楽しんでいるということ。
かくゆう私もそのひとりだった
遠い遠い昔。。。
日曜版の新聞に載っていた
お手軽レシピを見ながら作ったり
(ガッツリ昭和)
婦人雑誌の付録の小冊子をみたり
本屋さんで立ち読みしたりと
今では信じられない人もいると思うが
インターネットが無い時代があったのだ
そんな風にお菓子の作り方を
なんとなく知り
そこそこ作れるようになり
まわりからも褒めてもらうことも増え
「私お菓子出来るー！」
と
勘違いし
現場に入る。
そして、そこで初めて
我流でやっていたことで成立しないことが
たくさんあることを知った。
「え？！？？？」
こんなリアクションが日々続いていて
材料自体の扱い
材料の本質を知らずしては成立しない
工程を知り
趣味と仕事の違うところを
思い知らされた。
我流は、自分の頭の中だけで
ちょっと勘違いして
作ってるところがあると思う
これはあくまでも
私の経験からの話だが
出来るはずじゃん？
こうやれば
と自分だけのやり方が絶対
だと思いこみ
それで作っていた。
それでも、それらしいものが
出来上がるのがお菓子の奥深いところなのだが。
私は現場で
我流の限界を知り
今があるように
自分の我流の限界を
自分自身で感じている方もいるのでは？
作れてはいたけれど。。。
彼女は彼女なりに
しっかり作り込みしていたタイプで
完全度も高かった
けれど、作りながら
「いいのかなこれで。。。」
とも考えていたのだ。
そのモヤモヤが
抜けた感がある。
これで益々
彼女の完全度はもっと精度を
上げるだろう。
我流がダメというわけでは決して無い
ただ
そこには限界があることを知って欲しい。
そして、我流から脱却するには
やはり知識を得るのが早道だ。
材料の本質を知るだけでも
作業工程が変わり
そして効率的になる。
効率的に作れるということは
生地の安定に影響する。
我流の限界は
生地を安定させられるかどうかなのだ。
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