英訳案件をやっていると、冠詞に自信が持てないときがある。
ちょうど今、英訳案件の真っ最中で、すべての冠詞をチェック中。
基本的なことを思い出さなければ。
基本的な理解は次のようになるのかな。
a: いくつもあるうちのどれでもよいから1つ
the:唯一、それだけを特定
たとえば、中学校で昔ならった英文を思い出してみる。
I'm reading a book.
この場合は、どんな本かわからないけど、とにかく本を1冊読むという意味。
I'm reading the book.
この場合は、特定の本。本と言えば、皆が共通で思い浮かべるあの本。これを聞いた人は、「え、何の本?」となるはず。共通の理解があれば「ああ、あの本のことね」となる。
普通は、「the book I bought yesterday」のように、特定する言葉が付く。
同じように、
Pass me the salt, please.
食事をしているときに、塩をとってほしいのでしょう。
なぜ、ここで「the salt」になるかというと、テーブルに塩が1つしかないから。
a なのか the なのかって、書き手の心理的なものが入るのですごく悩むときがある。
ネイティブは悩むことないのかな?
ノンネイティブの自分は、もっともっと努力しないとなかなか自然に使えない。
頑張ろう。
ワード単価について考えを改めつつある。
なんとか翻訳一本で家族を養っていくだけの収入を得ているものの、この状況をこれからも維持していけるのかが問題だ。
しかも、土日の半分以上は仕事に費やし、家族との時間も制限している現状だ。
世のサラリーマン諸氏に比べるとそれでも楽なのかもしれない。
しかし、いまさらながらフリーランスはハイリスクだ。
何の保証もない。
自分の腕一本で稼ぎ出さなければならない。
病気やけがはいうまでもなく、所用で仕事ができなくなればたちまち収入は落ちる。
10年後、20年後に、はたして今と同じ作業量を健康にこなせるのか?
こなせなければ、収入は今より減る。
子供を無事に大学まで卒業させられるか。
生活保護になるのか?
それより、生きていけるのか?
特に最近は、機械翻訳のPEを導入するクライアントが増えている。
その方がコストがかからないからだ。
確かに、マニュアルなど簡単な文章は、機械翻訳+PEで十分な時代が来るだろう。
翻訳者はそれ以外の、機械翻訳ではまったく歯が立たないものを翻訳できるようにしておくべきだと思う。
たとえば、ホワイトペーパーや各種記事などがある。これらについて、他の追随を許さないほどのクオリティを確保できなければ、翻訳者としてこの先やっていくのは非常に困難なのではないだろうか。翻訳が趣味で、お金には関係なく翻訳ができれば幸せという人を除いて、翻訳で生活を支えようという人にとっては、厳しい時代だ。
そこで、IT翻訳でのワード単価を考える。
ワード単価はトライアルを受けた後の契約で決まる。
その後、いくらその会社のエース級の翻訳者として重宝されようが、「単価を上げましょうか」などと話を持ちかけられることは絶対にない。
いままでは、ほとんど相手の言い値で契約していたので、どの社の単価も安いままなのだ。
単価を上げたい。
でも単価交渉をした結果、単価が上がったはいいが、仕事が来なくなっても困る。
そういうふうに考えていた。
現状、自分の受けている翻訳にはさまざまな種類がある。
・ホワイトペーパーやWeb記事のいわゆる読み物系
・設計仕様書、要件定義
・ソフトウェア、システムのマニュアル、ヘルプ
主にこんなところだが、最初の2つはマニュアルなどに比べて難易度が高い。もちろん、時間もかかる。でも単価は一律。
本来難易度の高いもののの単価を高いというのが、あるべき姿だと思うが。
とりあえず、時機を見て、既存の会社には単価交渉をしてみようと思う。
新規にトライアルを受けるときは、最初から高い値段を提示したいと思う。
そのためには、まず実力を付けることが必要。
交渉できるだけの結果を、毎回の案件で残すことだ。
なんとか翻訳一本で家族を養っていくだけの収入を得ているものの、この状況をこれからも維持していけるのかが問題だ。
しかも、土日の半分以上は仕事に費やし、家族との時間も制限している現状だ。
世のサラリーマン諸氏に比べるとそれでも楽なのかもしれない。
しかし、いまさらながらフリーランスはハイリスクだ。
何の保証もない。
自分の腕一本で稼ぎ出さなければならない。
病気やけがはいうまでもなく、所用で仕事ができなくなればたちまち収入は落ちる。
10年後、20年後に、はたして今と同じ作業量を健康にこなせるのか?
こなせなければ、収入は今より減る。
子供を無事に大学まで卒業させられるか。
生活保護になるのか?
それより、生きていけるのか?
特に最近は、機械翻訳のPEを導入するクライアントが増えている。
その方がコストがかからないからだ。
確かに、マニュアルなど簡単な文章は、機械翻訳+PEで十分な時代が来るだろう。
翻訳者はそれ以外の、機械翻訳ではまったく歯が立たないものを翻訳できるようにしておくべきだと思う。
たとえば、ホワイトペーパーや各種記事などがある。これらについて、他の追随を許さないほどのクオリティを確保できなければ、翻訳者としてこの先やっていくのは非常に困難なのではないだろうか。翻訳が趣味で、お金には関係なく翻訳ができれば幸せという人を除いて、翻訳で生活を支えようという人にとっては、厳しい時代だ。
そこで、IT翻訳でのワード単価を考える。
ワード単価はトライアルを受けた後の契約で決まる。
その後、いくらその会社のエース級の翻訳者として重宝されようが、「単価を上げましょうか」などと話を持ちかけられることは絶対にない。
いままでは、ほとんど相手の言い値で契約していたので、どの社の単価も安いままなのだ。
単価を上げたい。
でも単価交渉をした結果、単価が上がったはいいが、仕事が来なくなっても困る。
そういうふうに考えていた。
現状、自分の受けている翻訳にはさまざまな種類がある。
・ホワイトペーパーやWeb記事のいわゆる読み物系
・設計仕様書、要件定義
・ソフトウェア、システムのマニュアル、ヘルプ
主にこんなところだが、最初の2つはマニュアルなどに比べて難易度が高い。もちろん、時間もかかる。でも単価は一律。
本来難易度の高いもののの単価を高いというのが、あるべき姿だと思うが。
とりあえず、時機を見て、既存の会社には単価交渉をしてみようと思う。
新規にトライアルを受けるときは、最初から高い値段を提示したいと思う。
そのためには、まず実力を付けることが必要。
交渉できるだけの結果を、毎回の案件で残すことだ。
今月ももう終わり。
月の前半は結構期間の長い仕事だったのが、それ以降は細かい仕事ばかり。
ぜーんぜん稼げなかった!
つい、愚痴をこぼしてしまった。
細かい仕事っていうのが、だいたい記事の翻訳で、1本が2000ワード位。
日中に連絡が来て、「明日の朝10時までお願いします」というのが多いですね。
ときには、1000ワードというのもある。
1000ワードだと、その日の2時位から初めて、その日のうちには終わらないのです。
翻訳は終わっても、チェックとブラッシュアップがあるから、朝起きて2時間ほど作業。
もしかしたら、この工程をゼロにできれば。。。
目標は、チェックや修正の必要のない訳文を一発で決められればいいんですよね。
そうなりたい!
現状は、70点から80点のレベルで訳文を作って、最後のチェックで100点を目指すというスタンスなんです。
翻訳終了=納品となりたいところです。
この納品前の処理というのは、量の多少にかかわらず必ずやっています。
そうすると、少量の翻訳だと、1日単位や1週間単位で見ていくと、少ないんですね。
翻訳量が。
そうすると、毎月の稼ぎが厳しいことに!
あんなに働いてたのに
これに対し、期間が長くてボリュームのある案件だと、結構稼げます。
途中、分納などがあったとしても週に1回くらいなのでまったく問題なし。
でも自分の売りは、ホワイトペーパーとかマーケティング分野などの読み物系なので、
こういった少量案件も、お金に関わらず受け続けていきたいところです。
ほんとは大量のマニュアルなどがすご~く儲かるんですが。
来月はもうちょっと稼ぎたいです。
月の前半は結構期間の長い仕事だったのが、それ以降は細かい仕事ばかり。
ぜーんぜん稼げなかった!
つい、愚痴をこぼしてしまった。
細かい仕事っていうのが、だいたい記事の翻訳で、1本が2000ワード位。
日中に連絡が来て、「明日の朝10時までお願いします」というのが多いですね。
ときには、1000ワードというのもある。
1000ワードだと、その日の2時位から初めて、その日のうちには終わらないのです。
翻訳は終わっても、チェックとブラッシュアップがあるから、朝起きて2時間ほど作業。
もしかしたら、この工程をゼロにできれば。。。
目標は、チェックや修正の必要のない訳文を一発で決められればいいんですよね。
そうなりたい!
現状は、70点から80点のレベルで訳文を作って、最後のチェックで100点を目指すというスタンスなんです。
翻訳終了=納品となりたいところです。
この納品前の処理というのは、量の多少にかかわらず必ずやっています。
そうすると、少量の翻訳だと、1日単位や1週間単位で見ていくと、少ないんですね。
翻訳量が。
そうすると、毎月の稼ぎが厳しいことに!
あんなに働いてたのに

これに対し、期間が長くてボリュームのある案件だと、結構稼げます。
途中、分納などがあったとしても週に1回くらいなのでまったく問題なし。
でも自分の売りは、ホワイトペーパーとかマーケティング分野などの読み物系なので、
こういった少量案件も、お金に関わらず受け続けていきたいところです。
ほんとは大量のマニュアルなどがすご~く儲かるんですが。
来月はもうちょっと稼ぎたいです。
IT翻訳といっても、さまざまな分野があり、また、対象の文書も、製品マニュアルだけではななく、さまざま。
最近、よく頂くお仕事が、販売促進などのマーケティング関連文書の翻訳。
マニュアルと違って、原文の英語のレベルも高めなので、当然難易度も高く、読み物としての完成度も求められる。いわゆる「読み物」なので、全新規。
この間、ポストエディット(PE)の仕事の依頼が来たが、ふたを開けてみてびっくり!なんと、このようなマーケティング関連の文書をポストエディットでという話だ。しかも、TMのマッチ率が80%くらいでも、セグメントが細かく分断されているものに対するマッチ率なので、まったく使えない。用語集もない。それでいて、機械翻訳(MT)された文章はどうかというと、用語の訳もめちゃくちゃ、構文解析もままならず、とても日本語とは呼べないレベル。これで、MT訳をどう利用しろっちゅうねん!
PEを受けるときの条件は、まず、MTが問題ないレベルであること。これが第一。次に、MTで訳されている用語が用語集に準拠していること。これも重要。この2点がクリアできれば、ペイします。もちろん、このようにきちんとしたMTを提供してくれるクライアントもいるので、誤解のないようにお願いします。一部のクライアントです。ひどいMTでPEしろという無理難題を突きつけてくるのは。
問題はお金。
こういう案件を全新規の普通の翻訳で受けるのならまったく問題ナシ。
でも、PEでこういう案件を受けるということは、通常翻訳と同じ手間がかかり、しかも難易度の高い翻訳を半額で受けるということ。
僕の断ったPE案件は、どんな人が受けるんだろう。
その人は生活していけるのか?心配だ。
もし、この形で通常翻訳と変わりない品質のものを納品するとどうなるか。
クライアントとしては、「なんだ、こんなに安く翻訳が上がるんなら、PEで十分。いや、PE最高!」となるのでは?
結果として、こういう案件は、めちゃくちゃ安い金額で受けられる翻訳者(翻訳会社も)のところに行き、それが常態化すると、IT翻訳市場で価格の下落が始まるのではないかと。
とうとうマーケティング関連など、ビジネス文書の翻訳にもPEが広がってきそうだ。どう考えても、この類の文書には向かないと思うが、コストダウンが至上命題の企業にとってはそうせざるを得ないのかも。
これは、翻訳者にとって、いや、翻訳会社にとっても危険な兆候。
何とか食い止めねば。
翻訳者のみなさん、あまりに安い翻訳やPEは自分の首を絞めることになりますよ。
ずいぶんと間が空いてしまいました。
前回は、"Click XXX to complete the registration."のような文の翻訳について、ちょこっと疑問を投げかけました。
どこかのスタイルガイドに書いてあるかと思って、少し調べてみましたけど、
「~するには」と to 不定詞から訳すようになんて書いてあるものは探し出せませんでした。
そこまで指定しているスタイルガイドもないか。
僕らが学校で習ったときは to 不定詞の副詞的用法は「~するために」と訳すんだと呪文のように何度も聞かされてきました。
でも実際は、この目的を表す場合のほかに、結果や原因、理由など、いろいろな意味があるんですよね。
習ってたのかもしれないけど、「~するために」が強烈で、頭にこびりついています。
今の学校では、どういう風に教えられてるのかな?
「~するには」も意味的には「~するために」と同じで、"in order to"と同じ意味ですね。
もとの文に戻りますが、どうして「~するには」が翻訳レビューの現場でよく目にするのかと考えていいたんですが、思い当たるフシが少々。
Trados などのCATツールの影響ではないかなと。
ご存知のとおり、Tradosなどでは訳文を翻訳メモリに登録します。
普通、1つの英文に対して複数の訳文は登録しません。
誰かが "Click XXX to ~"の文を「~するには」と登録してあると、100%マッチすれば、その訳文がそのまま使われますね。ファジーマッチの場合にも、なかなか直さない人のほうが多いのでは。ほとんどお金になりませんから。
僕は直しますけどね。100%マッチはさすがに直しませんけど(さわるなという指示があります)。
Tradosのあの画面で翻訳しながら、それをそのまま納品すると悲惨な結果になりかねません。
解決策としては、納品前は必ず最終形態にしてからチェックすることですね。
翻訳中もソースファイルを横目に作業したほうがよいと思います。
文脈に沿った日本語にするには、この手間を惜しんではいけません。
前回は、"Click XXX to complete the registration."のような文の翻訳について、ちょこっと疑問を投げかけました。
どこかのスタイルガイドに書いてあるかと思って、少し調べてみましたけど、
「~するには」と to 不定詞から訳すようになんて書いてあるものは探し出せませんでした。
そこまで指定しているスタイルガイドもないか。
僕らが学校で習ったときは to 不定詞の副詞的用法は「~するために」と訳すんだと呪文のように何度も聞かされてきました。
でも実際は、この目的を表す場合のほかに、結果や原因、理由など、いろいろな意味があるんですよね。
習ってたのかもしれないけど、「~するために」が強烈で、頭にこびりついています。
今の学校では、どういう風に教えられてるのかな?
「~するには」も意味的には「~するために」と同じで、"in order to"と同じ意味ですね。
もとの文に戻りますが、どうして「~するには」が翻訳レビューの現場でよく目にするのかと考えていいたんですが、思い当たるフシが少々。
Trados などのCATツールの影響ではないかなと。
ご存知のとおり、Tradosなどでは訳文を翻訳メモリに登録します。
普通、1つの英文に対して複数の訳文は登録しません。
誰かが "Click XXX to ~"の文を「~するには」と登録してあると、100%マッチすれば、その訳文がそのまま使われますね。ファジーマッチの場合にも、なかなか直さない人のほうが多いのでは。ほとんどお金になりませんから。
僕は直しますけどね。100%マッチはさすがに直しませんけど(さわるなという指示があります)。
Tradosのあの画面で翻訳しながら、それをそのまま納品すると悲惨な結果になりかねません。
解決策としては、納品前は必ず最終形態にしてからチェックすることですね。
翻訳中もソースファイルを横目に作業したほうがよいと思います。
文脈に沿った日本語にするには、この手間を惜しんではいけません。