法務省は8日、法科大学院修了者を対象にした2011年の新司法試験の合格者を発表した。6回目となる今年は過去最多の8765人が受験し、2063人が合格。低迷が続いている合格率は、前年の25.4%をさらに下回る23.5%で、過去最低を更新した。

 合格者は23~60歳で平均年齢は28.5歳。新司法試験は「5年以内に3回まで」の受験制限があり、1回目で合格した人は1140人、2回目が591人、3回目が332人だった。

 法曹人口の拡大を目指した司法制度改革を受けて、政府は「10年ごろに司法試験合格者を年3千人」とする計画を進めていた。しかし、法科大学院の乱立で合格率が低迷。旧試験と合わせた合格者は07年に2千人を超えたものの、その後は毎年2千人台前半にとどまっている。

■法科大学院別の合格者数(合格率順、カッコ内は昨年の順位、合格率は%)順位    法科大学院名 受験者数  合格者数  合格率

1(2)   一橋    142    82  57.75

2(4)   京都    315   172  54.60

3(3)   東京    416   210  50.48

4(1)   慶応義塾  342   164  47.95

5(11)  神戸    148    69  46.62

6(5)   千葉     74    29  39.19

7(7)   中央    461   176  38.18

8(12)  早稲田   432   138  31.94

9(9)   東北    170    54  31.76

10(15) 首都大東京 120    38  31.67

11(10) 名古屋   136    43  31.62

12(36) 岡山     73    23  31.51

13(6)  北海道   160    48  30.00

14(8)  大阪    171    49  28.65

15(58) 北海学園   37    10  27.03

16(42) 南山     80    21  26.25

17(18) 大阪市立  120    30  25.00

18(20) 明治    375    90  24.00

19(22) 同志社   277    65  23.47

20(14) 金沢     64    15  23.44

21(27) 学習院    80    18  22.50
 日本新聞協会は7日、10月15日から始まる第64回新聞週間に向けて募集していた標語の入選作を発表した。応募数1万2222編の中から、代表標語には和歌山市の田中克則(かつのり)さん(32)の「上を向く 力をくれた 記事がある」が選ばれた。他に、仙台市の佐藤義昭さん(72)の「新聞で 広がる絆 つながる手」、熊本市の園田浩さん(63)の「復興へ 小さな活字の 大きな役目」など10編が佳作に選ばれた。
 社会人になった後の一番のお金の使い道は「貯金」で、主な目的は「結婚資金」——。就職支援会社の毎日コミュニケーションズが実施した学生への調査から、派手な消費より将来への備えを優先する堅実な若者像が浮かび上がった。

 大学4年生ら789人に複数回答で聞いた。「社会人になってお金をかけたいもの」は、「貯金」(62%)が「旅行」(48%)や「ファッション」(39%)を上回り、「家電・家具」(18%)や「車」(16%)に大差をつけた。

 貯金の目的は文系男子を中心に「結婚資金」(23%)が最多で、「なんとなく」(18%)、「入院など不測の事態に備えて」(16%)と続いた。バブル崩壊後に幼少期を過ごし、もともと倹約志向が強い世代だが、調査担当者は「震災が拍車をかけ、将来に漠然とした不安を募らせている」と分析している。