社会人になった後の一番のお金の使い道は「貯金」で、主な目的は「結婚資金」——。就職支援会社の毎日コミュニケーションズが実施した学生への調査から、派手な消費より将来への備えを優先する堅実な若者像が浮かび上がった。

 大学4年生ら789人に複数回答で聞いた。「社会人になってお金をかけたいもの」は、「貯金」(62%)が「旅行」(48%)や「ファッション」(39%)を上回り、「家電・家具」(18%)や「車」(16%)に大差をつけた。

 貯金の目的は文系男子を中心に「結婚資金」(23%)が最多で、「なんとなく」(18%)、「入院など不測の事態に備えて」(16%)と続いた。バブル崩壊後に幼少期を過ごし、もともと倹約志向が強い世代だが、調査担当者は「震災が拍車をかけ、将来に漠然とした不安を募らせている」と分析している。