2012年に観光や仕事で日本を訪れた外国人客は836万8千人だった。東日本大震災の影響で落ち込んだ11年よりは34・6%増え、過去2番目の多さだった。だが、過去最多だった震災前の10年比では2・8%減った。

 日本政府観光局が推計値として25日発表した。政府が目標にした900万人には届かなかったが、「全体として震災の影響からほぼ回復した」としている。

 国・地域別では、最も多い韓国が10年比で16・2%減と振るわなかった。原発事故への不安や、円高ウォン安などが響いたとみられる。ただ直近の12年12月は10年比で1・3%減にとどまるなど回復傾向にある。
 【松浦祐子】財務省が22日発表した2012年度上半期(4~9月)の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3兆2190億円の赤字になり、前年同期の倍近く(90%増)まで増えた。半期(6カ月間)ごとの額では過去最大だった。

 政府債務(借金)危機が広がる欧州の景気低迷で、欧州連合(EU)向けが半期ベースで初めて赤字になったことなどが響いた。さらに9月は、反日デモなどの影響で中国向けの輸出が大幅に減って、貿易赤字も急増したことが拍車をかけた。この状況が続けば、赤字拡大は止まらず、12年度1年間の貿易赤字も過去最大になるおそれがある。

 12年度上半期の輸出額は、32兆1603億円で前年同期より2%減った。国・地域別でみると、EU向けが同16%減と大きく落ち込み、半導体などの電子部品や自動車の減少が目立った。輸入額は横ばいだったため、対EUでの貿易収支は初めての赤字(921億円)になった。

 文部科学省が7日発表した今回の体力・運動能力調査では、子どもの体力が5年連続で向上傾向にあることが明らかになった。ただ、1980年代の水準には及ばず、文科省は「親の意識を高め、幼いころから運動習慣をつけることが大切」としている。

 小中高生(11、13、16歳)の成績について、現在の調査形式になった98年度以降の推移をみると、上体起こし(腹筋)、反復横とび、20メートルシャトルラン、50メートル走が男女ともに向上。握力などで低下傾向が見られたが、ほとんどの項目で向上したか横ばいだった。