年末年始の間に、下記新聞を読みました。
渋谷区の小中学校は今年から午後の授業時間を「探究」学習に使います!
探究学習というのは、既存の教科の枠に囚われず、子ども自ら問題を発見、解決する能力を育つ学習カリキュラムになっています。
私から見ると、かなり良い試みですね!
港区の海外修業旅行と言い、渋谷区の探究学習と言い、東京都ではいろんな新しい教育のあり方を模索していて、今の時代に通用する人材の教育に力を入れていると感じます。
少々残念に感じたのは、渋谷区の説明資料のQ&Aの最初の質問では、やはり「探究は、この
先の入試や将来に役立ちますか?」との懸念を解消しなければならないということです。
弊ブログ以前の記事にも共有しましたが、私は「入試」という人材選抜システムを時代遅れと思っています。
主体的に問題を発見、解決する能力がないと、いくら成績が良くても今の時代の挑戦に立ち向かえることができませんと信じています。
なので渋谷区のこの試みも、早いうちに全国に広がるべきと考えています。
いつか大学入学も「成績」だけではなく、「動機」や「各種実績」を含むより全面的な評価基準で人材を選ぶ時代が来ればいいですね…