昨日、事務職さんの一人から、
『退職した〇〇さんから電話があり、新しく勤めはじめた職場をやめたそうです。
ついては居れる間だけでよいので、うちに帰ってきてもらえないか話したところ、ぜひ、復職させてくださいという返事でした』
と話しがありました。
6月いっぱいで退職していった、素直な良い子で、そのときは相当ショックでしたっけ。
当時、次々に優秀な人材が退職していったので。
いいよ、ぜひ来てくれるようお願いして!というと、
『今、電話します。
・・・・・・
明日からでいいそうです!』
という返事。
で、今、目の前のデスクで以前と同じように仕事をしてくれてます。
頼もしい乗組員が、ひとり帰還してくれました。
正直、助かりました…
ちょうど、今月末でシステム担当の男性が辞めることから、朝一番の人員が決定的に足りなくなるところでした。
システムさんは細かいオペレーションには習熟していませんが、オペレーション専門の事務職さんの手がふさがっているとき、当座の電話を取り、彼女らの手が空くまでのつなぎを引き受けてくれていました。
その彼が辞めるとなると、最悪、ワンオペで早朝の電話対応をせねばならない状況になり、ただでさえ少ない人数で、全員いっぱいいっぱいの中、体を壊す人も出かねない状況でした。
求人は出していますが、すでに2か月を過ぎても応募がない、時給を上げても無反応。
その中での、本当にうれしい復職の申し出でした。
たとえ新人さんが入ってきても、オペレーションの練度が一人前になるには、およそ1年は優にかかります。
その間の教育は、仕事の合間を縫って彼女らが引き受けなければならない。
人数が増えたとしても、ひとりあたりの業務はその分多くなる理屈です。
退職していった人たちは、いずれも文句のつけようがない優秀な人たちだったので、そのひとりでも帰ってきてくれることは、今のうちにとっては、まさに『九死に一生を得た』といっていいほどの僥倖です。
実は、彼女の他にも11月末から12月ごろに、復職を希望してくれてる男の子がいて、先日の日曜日に会社で相談を受けました。
彼も、以前は右腕と頼りにしていた人材でしたので、退職を申し出られた時には、目の前が真っ暗になりました。
その彼が、あと2月も我慢すれば帰ってきてくれる。
今朝、出勤した彼女の顔を見て、つい以前の事務所の活気を思い出していました。
また、あの頃の職場に戻れたら、どんなにかうれしいだろうか。
忙しさを乗り越えてきた百戦錬磨の乗組員のみんな。
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5月11日に吉岡純子さん(純ちゃん)のザ・ライト『天命プログラム』が開始された時の当社の状況は、悲惨を極めていました。
業績の悪化から、現預金は毎月300万円以上減少し、あらゆる資産を処分するも出血が止まらない状況でした。
神々さまの強力なサポートで5000万円以上の借入が成功していったものの、まさかの税務調査で2000万円の追徴課税。
最後の頼みの綱の2000万円の借り入れは、難航を極めましたが、ザ・ライト入塾後に無事、決済が下りました。
首の皮一枚つながったところで、人件費カットでみんなに勤務時間の縮小と依願退職者を募ることになりました。
各部門で今までの3/4に人件費を圧縮するよう、お願いしてまわった結果、退職していくひと、時間縮小に協力してくれる部門と、少しずつですが人件費も圧縮の方向に動いていました。
だが、それでは足りなかった。
圧倒的に、もっと減らさなければなりませんでした。
もっとも圧縮できなかったのが、事務所・オペレーションの部門でしたが、ここで私は、能力はずば抜けてみんなのために自己犠牲をいとわず、しかも最も若い事務員さんに依願退職をお願いしました。
彼女なら、他の仕事もすぐに探せるだろう、どこにいってもうち以上に安定して給料が取れるようになるだろ、との思いからでした。
他にも男性に依願退職の声をかけていましたが、これが職場に大きな波紋を投げかける結果となりました。
「なぜ、あんなにまじめで仕事ができる2人が辞めさせられなければならないのか?」
「わたしも、いつ切られるかわからない」
この思いが、事務職さんたち全員に広がりました。
当然ですよね。
それからです。
どんどん退職者が続出し、15人いた事務職さんは、結局、6人に減りました。
オペレーションが維持できるかどうかも微妙な人数。
経理のベテランさんが退職の意向を伝えてきたときには、彼女の前で男泣きに泣きました。
『どうか、見捨てないでほしい』
と。
申し出から1月半、募集で後任が来た時の引継ぎのために猶予をくれましたが、結局、だれも応募がなく、彼女も去っていきました。
相当、経営の健全性、社長としての経費感覚を軽蔑していたと思います。
それを、柔らかい言葉使いながらはっきり言われたこともありました。
今残ってくれているシステムさんです。
会社の至らない点、わたしの会社を私物化しているかのような感覚、そして退職まで30年勤続したとして、果たして会社は残っているのか?
つまり、未婚で子供もいない僕が85歳になるまで、会社は存続してるのか、という問題です。
『わたしも、もう35で子供も出来ましたので、次の職場を探すにも難しいタイミングが迫っています。もっと安定したところで長く勤められるところを探す以外にありません』
だまって、聞くしかありませんでした。
途中、過呼吸になりそうだったので、外に空気を吸いに何度か出て、彼の話を聞き続けました。
この一連の騒動のおかげで、大幅な人件費の削減に成功しました。
これも、神々さま、はじめサポートに入ってくださってる方々の思し召しだったのだと思います。
自分一人の感情では、ここまで大ナタは振るえませんでした。
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おかげさまで、売り上げは6月から上昇傾向に転じましたが、まだ、現預金が下げ止まっているのか微妙です。
システムさんも、退職までの間に、今、考えうる最高のオペレーションシステムを作り上げてくれてます。
たぶん、月末まで、十分間に合うでしょう。
また、退職後も今までの給与の1/4ほどの月額でコンサルティングに入ってくれることになっています。
そして、かつてのクルー・乗組員が2人も帰ってきてくれた。
神々さまの差配って、人知を超えてるなぁと思ってます。
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『逆菩薩』って、こういうことだな、と思います。
「あの時、あんな悪いことがあったから、今、こんないいことがある」
これから、徐々にワープスピードを上げていきます。
今度は、間違えないように。
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高良玉垂大神さま、天満大自在天神さま、大山津見大神さま、日ごろご加護を賜っております神々様へ
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