子どもたちが独立し、
母としての役割が静かに終わっていった頃。
これからの生き方を
少しずつ考え始めていました。
でも現実は、
そんなに簡単には変わりませんでした。
ライフデザインアドバイザーのぼけっとです。
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長い間、私は
「我慢すること」が
当たり前の生き方でした。
良い妻でいること。
波風を立てないこと。
周りに合わせること。
それが、
大人として正しいことだと
思っていたからです。
本当はどうしたいのか。
何を望んでいるのか。
考えようとすると、
どこかでブレーキがかかりました。
自分の気持ちより、
先に浮かぶのは—
「それをしたら、どう思われるだろう」
という不安でした。
学びたいと思っても、
素直に進めなかった時期もありました。
反対されることが怖くて、
いちいちお伺いを立てて、
気持ちを引っ込めてしまう。
そんな自分に、
もどかしさを感じながらも、
どうすることもできませんでした。
『7つの習慣』の第4の習慣は、
「Win-Winを考える」。
どちらかが我慢するのではなく、
お互いを大切にする関係を
つくるという考え方です。
でもその頃の私は、
Win-Winどころか—
自分が我慢すればいい
そう思っていました。
それが一番、
波風が立たない方法だと
信じていたからです。
だけど心の奥では、
小さな声が消えずに残っていました。
このままで、
本当にいいのだろうか。
ここから少しずつ、
止まっていた何かが
動き始めていきます。
ここが、
あとから思えば
ひとつの区切りだったのかもしれません。
でもそのときは、
そんなふうには
思っていませんでした。
(つづく)
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