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【新企画：モニター募集】子どもと笑顔で過ごすためのプログラム＋（プラス）
【モニター募集】講座の内容をご説明します。子どもと笑顔で過ごすためのプログラム
私の父はいろいろ気が付かない人で
母からしょっちゅう怒られてました。
兄が大学に進学して家を出てからは
毎晩のように母から説教されてたし。
今思うとあれは
（あなたのせいで私がこんな大変な
思いをしているのよ）
という、母の恨みつらみだったのだけど
私は
（父が悪いから怒られているのだ）
と、思っていたし。
母から
「あなたのそういうところは
お父さんそっくり！」
と、怒られるたびに
（私もお父さんも人に迷惑をかけて
怒らせてしまうような存在なんだ）
というメッセージを受け取り続けて
いたんだと思う。
以前、この件もワークショップか
カウンセリングで扱ったことがあるけれど
子どもの頃に自分自身に刻み込んだ
メッセージは
そう簡単には修復できないものもある。
そしてまた、子どもながらに
（母に怒られている父のようには
なりたくない）
というよりは
（私は父とは違う！）
と思いたい一心で
恨みつらみを父にぶつけている
母親の姿も
自分の中に取り込んでいたかもしれない
と思う。
私は確かに父に似て
いろいろ気づかないこととか多いし
一つのことに集中すると
他のことがおろそかになってしまったり
かなりどんくさいし、不器用だと思う。
それが
父と母との関係の中で
“父が悪者で、母が正しい”
という、どちらも間違った認識を
してしまったせいで
ただの不器用
ではなく、
歪んだ不器用
になったのかもしれない。
不器用ではない自分を演じなければ
ならなくなったとも言えるかも。
気がつかなくても、どんくさくても
悪いことではないし
確かに、いろんなことを器用にこなせる人
に比べれば
人に迷惑をかけたり、嫌な思いをさせて
しまうことは多いかもしれない。
このまま
父と母の間に挟まれて、葛藤しているよりは
いっそのこと、
気がつかない、どんくさい
そんな不器用な自分で生きて行っても
いいんじゃないかと思う。
そして、自分の不器用さを受け入れたら
母の恨みつらみの言葉は
実は母からの
（助けて）
のメッセージだったのだということにも
今更だけど気づいた。
もしかすると
一番不器用だったのは
母だったのかもしれない。
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