中2の終わりに双子の二男が不登校に、

それをきっかけに心理カウンセラーになった私ですが、現在双子の息子たちは2人とも絶賛ひきこもり中❤

 

 

この事件の加害者の父親が精神科医であり、

加害者女性が10代からひきこもりだったと

いうことで

 

 

父親は精神科医なのに娘をなんとか

出来なかったのか

 

との声を見聞きして、少なからず傷ついて

います。

 

 

また、このような発言を見て、

現在、精神科や心療内科で治療中、

あるいは

これから診察を受けようと思っている方が

不安になったり、治療を辞めてしまったり

しないことを願ってやみません。

 

 

私がこの件について語ると言い訳のように

思う人もいらっしゃると思います。

 

 

また、北海道の事件は、殺人という点では

絶対に許されるべきことではないという

前提ではありますが、

 

 

精神科医とひきこもりの娘との関係性に

ついては、今回の殺人事件とは別問題という

視点でこのブログを書くことになると思い

ます。

 

 

そんなもん見たくないし、読みたくないという

方は、スルーしてください。

 

 

 

 

まず、カウンセラーの立場で言うと、

 

 

私は、子どもたちのカウンセリングは

しません。

 

何度かブログにも書いていますが

 

 

カウンセラーとクライアント

母親と子ども

 

 

という二重の関係が出来てしまうことは

とても危険だからです。

 

 

 

だから、子どもとの関係は、母親として

私が心理学を学び続け、自分自身が

カウンセリングを受けることで

 

 

私が変わること。

 

 

そして、子どもとの良好な関係が築けるよう

に、ということを一番に考えています。

 

 

もちろん、子どもたちが自分から

「カウンセリングを受けたい」

と言わない限り、私が無理矢理仲間の

カウンセラーのところに連れていくことも

しません。

 

 

それから、たとえ自分の子どもであっても

他人の心をコントロールすることは

できません。

 

 

あなたは、自分の心を自由自在に

コントロールできる精神科医のところに

行きたいですか?

 

 

自分の心を自由自在にコントロールする

カウンセラーにカウンセリングを受けたい

ですか?

 

 

もし、コントロールできるとしたら

それは、“洗脳”ということかもしれません。

 

“洗脳”は、その人であってその人でない

状態にしてしまうということでもあります。

 

 

 

カウンセラーは、クライアント様の心を

コントロールしたりしません。

 

 

クライアント様がこうなりたいと思う方向

に向かっていける手助けをするだけです。

 

 

クライアント様が持っている、

自分で自分を癒す力を信じているから

それに気づいてもらえるように支援する

のです。

 

 

ひきこもりの娘と、父親が精神科医である

ということもまた、近いものがあると思い

ます。

 

 

警察官の子どもが犯罪者

学校の先生の子どもが不良

 

そんなこととも似ているとも思います。

 

 

その人の職業と、親であるその人は

必ずしも同じではないのです。

(ここを語ると、収集つかなくなりそう

 なので、端折ります。)

 

 

そして、一言でひきこもりと言っても、

その家庭ごとに環境が異なるのです。

 

 

母方の祖父母、父方の祖父母、

親族との関係など

 

 

家族だけでは、どうしようもない問題を

抱えている場合もあります。

 

 

ひきこもりになる事情も、それぞれです。

 

 

この加害者に、どんな事情があったかも

わかりませんし、現在どのような状態

だったのかもわかりません。

 

 

心の問題と言っても、様々です。

 

 

遺伝、つまり先天的な要因で発症する

ものもあります。

 

 

その場合は、症状が悪化しないように

治療していくことが最優先です。

 

 

ひきこもりの人の中には、そういう方も

いらっしゃるかもしれません。

 

 

もう一度言いますが、

どんな事情があったにせよ、

殺人をしたことは

許されることではありません。

 

 

 

ただ、ひきこもりの娘に関して、

この娘さんの事情も状況も何も知らないのに

 

 

そして、この家族の事情を何も知らないのに

 

 

父親が精神科医なのに、

なぜひきこもりの娘をなんとかできないのか

 

 

と、考えるのは

 

 

とても短絡的だと思うのです。

 

 

 

そして、ひきこもりは悪いことという

裏のメッセージ(偏見)

 

 

ひきこもりの親に対する悪意すら

感じてしまいます。

 

 

実際、そういう偏見は無くならないと

思います。

 

だけど、そういう偏見が更にひきこもり

本人や家族を追い詰めることもあると

思っています。

 

 

すみません。

この辺りは、私の私的な感情がかなり

入っていると思います。

 

 

ブログに関しては、カウンセラーとして

というより、

カウンセラー目線で、一個人として

書いていると思うのですが、

今回は冷静さを欠いていると思います。

 

 

とても見苦しいと自分でも思います。

 

が、今回は自分で自分を許したいと思います。

 

 

だって、ひきこもりの母親である私自身が

心のどこかに、やましさがあったのは

事実なのです。

 

それはやっぱり、世間の目を気にしていた

からだと思います。

 

 

(そういうことも、無言の人権侵害に

 あたるのではないかとすら思います。

 それほどまでに、ひきこもりの親は

 精神的に追い詰められている場合が

 あるのです。)

 

 

カウンセラーとして、精神科医として

優れている人が、

 

 

仕事を離れた時に、誰が見ても、

人として優れているかというと

そんなことも無いと思います。

 

というより、あり得ないだろうと思って

います。

 

 

精神科医だろうが、カウンセラーだろうが

人間なのです。

 

 

人間は完璧ではありません。

 

 

自分が完璧ではないことを知っているから

 

いえ、逆に、自分もまた完璧ではないから

 

他人の心の傷に触れることができると

思っています。

 

 

なんだか何が言いたいのかよくわからなく

なってきました。

 

 

私もそうですが、ご自身のことを赤裸々に

ブログに綴っていらっしゃる方もたくさん

いらっしゃいます。

 

 

だけど、どれほどの言葉を重ねても

そんなものは、その方のほんの一部でしか

ないのです。

 

 

言葉にできないこと、言葉だけでは足りない

ことなんて、世の中にはいっぱいあるのです。

 

 

同じように、

今現在目に見えていることは、ほんの一部で

目には見えない事の方が多いのです。

 

 

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