心療内科非常勤心理カウンセラーだけど20代ひきこもりの双子がいます
二男は中2の終わりから不登校に
長男は専門学校中退後そのままひきこもり生活。
心療内科に非常勤で勤務する心理カウンセラーなのに、ひきこもりの双子の息子がいます。
ひきこもりになるまでのこと、今のこと、思い出したり、気づいたことを書いてます。
先日、Zoomでのカウンセリングの後、
少し時間が余ったから、クライアント様と
お話している時に、ご質問がありました。
(ブログに書くことは、クライアント様に
ご了承いただいています。)
不定期だけど、もう1年半のお付き合いになる
幼稚園年長と年少のお子さんをお持ちの
クライアント様
お子さんたちと3人でお風呂に入るのだけど
年長のお子さんは一人で頭を洗えるので、
その間に、年少のお子さんと一緒にお風呂を
出るんだそうです。
その時に年長のお子さんがいつも
「怖い」
っておっしゃるらしい。
『「怖いんだねぇ」って、共感はしてあげ
ているのですが、他に何か良い声かけは
ありますか?』
とのこと。
いろんな声かけはあるけれど、基本は
“オウム返し” と “質問”。
これは、カウンセリングでも基本中の基本。
「怖いんだねぇ」
って、オウム返しした後に、
「何が怖いの?」
って質問。
オウム返しと質問を繰り返しながら、相手の
気持ちや考えを明確化していくのです。
(こんなこと・・・が、なかなか難しんだけどね)
そして、年長のお子さんが一人でお風呂から
出てきた時の声かけも大切
たぶんね、昔のわたしだったら
「怖かったね、ごめんね。」
か
「怖かったのに、偉かったねぇ」
とか、言ってしまったと思うのですが
まずは、子どもの目を見て
「怖いのに、一人で頭を洗ってくれて
“ありがとう”。」
です。
子どもに我慢させてしまった時、ついつい
申し訳ないような気分になったり
我慢してくれたことを肯定したい気分になったりしてしまうけど
まず、親の「ありがとう」の気持ちを
伝えてあげると、子どもの気持ちも満足
するんじゃないかと思いますよ。
私はもう一回出産からやり直したいです。
マジで。