ぼくの秘密日記 -10ページ目

一週間の計は月曜にアリ(その2)

「そんなの言い訳にならないわよ」
「イヤッ、まだ続きがあるんです。いまワタシが寝ちゃったと思ったでしょ。ヘヘヘ、実はまだ寝なかったんです。だってね、あんまり眠いからTVをつけたんですよ。そしたら大した番組やってなくて…仕方ないからチャンネルをね、パチパチやってたら…アレッ、二時間たっちゃった。イヤー、TV局ももうちょい面白い番組を作って欲しいっすよね、テヘヘ」
「TVを二時間観てたら、データ入力できるじゃないっ」
「アマイナ~、アマイッ!データを入れようとしたら、多分三分で寝てましたよ。だって眠かったからTVつけたんだし、TV消したらすぐ寝ちゃったモン」
「モンじゃないわよ~、早く作って送りなさい。ワタシが登録してあげるから」
「ハイ、喜んで~」

…昼過ぎ
またろくでもない携帯電話が震えだした。

(@д@;)ギョッ

「…電波の届かない場所におられるか、電源が入って…」
「電波も電源も入ってるわよっ。全社で最後よ、とうとう督促が来ちゃったじゃない、またboke×2クンとこかって言われてるよっ」
「"また"じゃなくて、タマタマですよ~。今やってます、今。イヤー、ホントのこと言うと、すっかり忘れてたんですよね~。失念ってヤツですよ。失念しちゃってコリャシツネン。イヤ、シツレイか」
「バカッ」

…相変わらず今週も言い訳から始まったのであった。

一週間の計は月曜にアリ

朝、会社に向かっていると、携帯電話が鳴った。
正確にいうとポケットの中でブルブルと震えた。
ワタシは携帯電話を二つ持っている。
ろくでもない携帯電話とプライベート用で滅多に鳴らない携帯電話の二つである。

今鳴ったのは、ろくでもない携帯電話の方だ。
携帯電話の震えと同時にワタシの心臓にも震えがくる。

ゆっくりと落ち着いて…、深呼吸をしてから電話に出た。
「…お客様のご都合により、現在通話ができなくなっております」
「boke×2クン、バカなこと言ってないのっ!月次決算データを入力してないでしょ。今日が締切だよ~」

(@_@;)シマッタ!

「ピー、ガガガガガッ」
「ぴー、がががじゃないでしょっ~、会社に着いたら直ぐにデータをメールできる?」
「イヤッ、き、昨日は外出してたんで…、ま、まだ作ってないですぅ」
「外出って帰宅してから作れるでしょ」
「帰宅してからがたいへんだったんですよっ。な、なにしろどういう訳かめちゃくちゃ睡魔に襲われて…睡魔に襲われてスイマセン、ナンチャッテ」
「何をくだらないことを言ってるのっ」
「イヤダナー、凄かったんですよぉ。超・ウルトラ・スーパー・セクシー・ダイナマイト・スペシャル眠かったんですから。ワタシのせいじゃないですよっ、生理現象です、生・理・現・象。イヤー、歳取るとトイレが近いのと一緒ですよ」(続く)

趣味についての考察(その2)

せめてコースで実力以上の力を発揮できればいいのだが、今のところは実力として納得できる結果に留まっている。

めくらめっぽう引っぱたいた結果、ボールにクラブがうまく当たったときの快感は口に言い表せない。
なぜならたいていボールに向かって「このニクッたらしいヤマカズラ(仮)め、トンデケ~」と呟いているので、当のヤマカズラ(仮)の耳に入るといらぬトラブルになるからである。
しかし、うまく行くとヤマカズラ(仮)は山の彼方や崖の遥か下、または池の中央に向かって、スパコーンとすっとばすことができる。
嗚呼、気持ちいい。
…ところでヤマカズラ(仮)ってだれだ?

さてワタシの趣味がだいたいご理解いただけただろうか?
ゴルフが何かを産む訳ではないことは間違いない。
だいたいワタシがゴルフをしても、何かの役に立つ訳ではない。
ゴルフ自体が、無駄に山を切り開き自然を破壊した上で、人間がセコセコ棒切れで小さい球をひっぱたいて小さい穴に入れる競技だ。
宇宙人が見たら、何かのまじないかそれともバツゲームくらいにしか見えない筈である。

その役に立ちそうもないゴルフを何のためにしているのかと聞かれれば、いつかタイガー・ウッズとマスターズの最終日を一緒に回るためだ。

そのときワタシは、タイガー・ウッズを元気に追っかけている筈だ。
多分、カメラを片手に。

趣味についての考察

ワタシはゴルフを趣味にしている。
今日は天気もいいので、さっきまで練習場で爽やかな汗を流していた。

ゴルフを始めたのは、仕事でかわいがってもらったオジサマ方に泊まりのゴルフ旅行に連れて行ってもらったのがきっかけだ。

基本的に独学である。
日頃から仕事でもプライベートでもあれこれ指示されることが多いので、せめて趣味のゴルフくらいは指図されずに自己満足に浸りたいために、誰からの指導も受けていない。

ハンデとあわせて実力をよく聞かれるが、「数値で計れるほどの腕ではない」と答えるようにしている。
実際にワタシとコースを回ったオジサマからは、ハンデの一般的な上限(36)をお前は適用しないっと高らかに宣言されるくらいに、数値では推し量れない実力である。

残念ながら、ワタシのスコアは調子の波が非常に大きい。
少し調子が悪い場合と非常に悪い場合の差ははっきりとスコアに現れる。
変わらないのは、翌日の筋肉痛ぐらいだ(最近は翌日ではなく翌々日に筋肉痛になる場合も増えてきた)。
きっとまだまだ練習が足りないのだろう。

しかし、ワタシのゴルフの目的、特にワタシのようにアマチュアでゴルフをたしなむ人間の目的は、スコアや飛距離ではない。
実力と同様に数値では推し量れないのだが、クラブを振り回す快感のためである。(続く)

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989年・米)

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』DVD
監督:ロバート・ゼメキス
CAST:マイケル・J・フォックス
  :クリストファー・ロイド
  :リー・トンプソン
  :クリスピン・グローヴァー
  :トーマス・F・ウィルソン
  :エリザベス・シュー
音楽:アラン・シルベストリ
製作:スティーブン・スピルバーグ
  :フランク・マーシャル
  :キャスリーン・ケネディ
1作目のTV放送(今はビデオもDVDもこのバージョンが公式収録)でラストシーンにスタッフが遊びで『To Be Continued』という吹出しをつけたために作られた続編(2作目の最後は『To Be Concluded』、次で完結で終わる)。
この吹き出しを観たファン(マイケル・J・フォックスもその一人)から続編の要望が殺到したため、前作のスタッフが再結集し、続編のアイデアを練った。
結果、2時間ではおさまらなくなったため、当時としては珍しく2、3作目を同時に撮影している。

前作の続きからスタートするので、続けて観る方がよい。
2015年の未来描写は、今では非現実的だが、かなり明るい未来をイメージしている。
前作で流れが変わった1985年のビフ老人が、1955年の自分にスポーツ年鑑を渡してから元の世界に戻って苦しんでいるシーンがあるが、その後のカットされたシーンでは未来の流れを変えたのでこの気弱なビフ老人は消えてしまう。
話が暗くなるのでカットしたらしい。

ジェニファー役はエリザベス・シューに交代した。(個人評価80点)

掃除の喜び(その3)

傍らの文庫本を手にとってみるとよくわかる。
決して目次の次にあとがきが書いてある訳ではないし、ページもきちんと「1」から昇順に抜けもなく印字されている。

またDVDのパッケージの中から、間違っても五目ちらしがでてきたり、Tシャツに昨日作りかけた設計書がプリントされていたりすることはない。

このように雑然としたように見えても、各々の個体は整然とあるべき姿で存在している。
しかし全体でみると混沌とした世界になっているように見えるのだ。

日本の、いや世界の縮図がここには存在している。
少し古いが、世界の中心にワタシが困惑と貧相な顔をして鎮座しているのだ。
…待て!
貧相とは失礼だ。
神妙と言い替えよう。

こうして見ると、乱雑さにも法則はあり、秩序はかろうじて存在していることがわかる。

この状態にさえ、目をつぶれば掃除もここまでの楽しい思い出で終わらせることができる。


そんなくだらないことを考えながら、掃除を再開した。
早く誰かにワタシのこの乱雑と掃除の概念を否定し、ワタシの家をもう少し屁理屈のいらない整然とした姿を保つように片付けてもらいたい。
ワタシももっと他人に掃除の喜びを説いて回る必要があることを痛切に感じている。

代わりに掃除をして貰うために!

掃除の喜び(その2)

気がつくと更にしばらく寝入っていた。

段々と頭がはっきりする。
そうだ、ワタシは楽しい掃除の途中だった。

こんなとき、童話の靴屋の小人を思い出す。
靴屋の主人が寝ている間に小人が靴を仕立て上げるのだ。

いきなり起きて小人を驚かせまいと薄目を開けて、…目を疑った。
掃除を始める前よりも部屋が乱雑になっている。

よく考えると、掃除とは、乱雑で汚くなった状態を整然と並べるのが目的だ。
しかし、整然としている状態が乱雑になるのは、モノを動かしたことが原因である。
そうすると片付ける場合は、乱雑な状態から整然とした状態にモノを動かすことになる。
右から左に動かしたモノを、左から右に動かし直すだけなのだ。

結果として片付け途中は、掃除による効果はほとんどなく、余計乱雑になっているように見える。

この状態が、朝から五時間続いている。
掃除をしても永遠に片付くことがない気がしてきた。

計画の見直しが必要だ。
掃除好きだとは言え、身体がついてこれないような無茶な計画では、身体も部屋も一層グチャグチャになってしまう。

乱雑さに対しての理解も必要だ。
よく見ると確かに乱雑ではあるが、ワタシの部屋は一定のルールには乗っ取っている。
そこには明確な秩序が存在する。(続く)

掃除の喜び

ワタシは掃除が好きだ。
余った食べ物や飲み物を片付けるのは、得意でもある。
綺麗に片付いた皿やワインボトルを診るとすがすがしい気持ちで一杯になる。

この掃除の素晴らしさを兼ねてから周りの人間に知ってもらおうと後輩や同僚、友人を説得しているが、全く理解されないのがもどかしい。
仕方なく、いや気持ちよく今日もワタシは自分で部屋を掃除している。

掃除は楽しいのだが、しばらく動き回ると段々と身体が重くなって、動きが鈍くなってくる。
好きなことだから、身体が向いているとは限らない。
現にワタシはゴルフが好きだが、全然うまくならないし、音楽ではクラシックが好きだが口ずさむとうなっているように聞こえるらしい。
掃除をすると急に身体がいうことを利かなくなるのも、残念ながら身体が掃除に向いていないのだろう。

やむなくソファに座って休憩したが、一度休憩すると益々身体が拒否反応を示し始める。
今度は身体に続き、瞼が重くなってきた。
やむなく一時間程仮眠をとることにした。

…三時間後。
掃除を再開したいのだが、気持ちと裏腹にちっともやる気がでない。
きっと一生懸命やり過ぎたから、疲労も簡単にはとれないのかもしれない。
休み方が悪いのかもしれないので、ベッドに横たわってみる。(続く)

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年・米)

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』DVD
監督:ロバート・ゼメキス
CAST:マイケル・J・フォックス
  :クリストファー・ロイド
  :リー・トンプソン
  :クリスピン・グローヴァー
  :トーマス・F・ウィルソン
音楽:アラン・シルベストリ
製作:スティーブン・スピルバーグ
  :フランク・マーシャル
  :キャスリーン・ケネディ
第58回アカデミー賞音響効果編集賞受賞。
言わずとしれたタイムトラベルを題材とした大ヒット作。
ワタシも中学生で友人と初めて劇場に観に行き、大いにハマッたお気に入りの作品である。
まだCGがない頃に特撮を駆使して撮影しているのだが、今観てもまったく違和感はなく、最初に観た当時の感動を味わえる名作だ。

アクシデントによりタイムスリップした高校生の主人公マーティが、タイムスリップした先は自分の両親が高校生の同い年の時代だった。
両親の出会いを知らずに邪魔してしまったマーティが、未来に戻る唯一のチャンスまでに両親をくっつけるべく奮闘する姿をユーモアたっぷりに描いている。
娯楽映画のお手本と言ってもよい物語だ。

タイムパラドックスをひねったシーンが随所にあり、何度観ても新たな発見がある(マーティがタイムスリップ先で松を一本倒したため、TWIN PAIN広場が LONE PAIN広場になる等)。

ヒロイン役のロレインには、当初メグと言う名がついていたが、スタジオトップのシド・シーンバーグが愛妻の名前に代えさせた。(個人評価92点)

トラブルとの付き合い方(その2)

トラブルが平凡な人生や無機質な機械やシステムに深みをもたらし、ドラマチックな演出をする。

そう考えると、もう少しトラブルとの付き合い方を考えるべきではないか。
せめてトラブルに寛容になるべきではないのか。

トラブルはたいてい潜伏期間が不定だ。
しかし、いざ発生するとその影響は深刻で、ときには意外な方面にダメージを与えることさえある。
この特徴は、何かに似ている。

そう、ウィルスである。
最近ははしかが蔓延したり、鳥インフルエンザが発生したり、人間がウィルスの猛威にさらされている。
しかし、昔から人間はウィルスと共存してきた。
映画や小説でも、ウィルスが発生した折りには、ウィルスを断つよりもウィルスを抑えることに奔走し、その主人公が応援されるのだ。

トラブルだって、発生後にその拡大を抑えることに尽力するワタシはもっと応援されるべきだ。

共存でよいではないか。
事実、トラブルはワタシのミスを拾うことで生きながらえているのだ。

せめて百歩、いや三百歩譲って、罪を憎んで人を憎まず、トラブルを憎んでワタシを憎まないで欲しい。

もう少しトラブルとワタシに愛をクダサイ。

いずれにしても、今日でトラブル一杯の週は終わった。

たまには、水着の美女が周りに一杯の週があっても人生がドラマチックになると思うのだが…、来週はそう期待しよう。