プロップス養成コース・初日 | BODY STUDiO ZERO『背筋をゆるめる日々』

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神保町駅A5出口から徒歩1分のパーソナルトレーニングスタジオ『BODY STUDiO ZERO』のブログです。
気分が良くなるきれいな設えのスタジオで、人気トレーナーによる質の高いパーソナルトレーニング(筋トレ・ダイエット・ピラティス)が行えます!

おはようございます。
ボディスタジオゼロ神保町代表、そしてPHIピラティスマスタートレーナーの岡本啓です。


昨日土曜は午後より
PHIピラティスプロップス養成コースを開催しました。
フォームローラーが8本必要だったので家から持参して追加!


フォームローラーとはいわゆるストレッチポールの類のことですが、ストレッチポールは商品名です。


ですが、ストレッチポールがあまりに有名なブランドなため、商標が一人歩きしてフォームローラーの代名詞となっています。
バイク輪行ケースにおけるシーコンや、ヘッドホンステレオ界におけるWALKMANみたいなものですかね?!


というわけでこの項においてはフォームローラーと総称します。


さて、プロップス養成コース初日はそのフォームローラーを使用したピラティスエクササイズの指導方法・詳細をお伝えしました。


仙台からお越しいただいた佐藤由香マスターと一緒に!
さまざまなエクササイズを講師2名で伝えていきました。


すこしだけ紹介。
下の写真は、いわゆる固有感覚受容器への活性を促すという点で、背中の下にローラーを敷いています。
足裏もローラーの上に置いています。


その上で肩関節の屈曲動作を行います。


例えば肩関節屈曲時、動作エラーでリブフレア(おもに腰椎の過伸展により、胸郭下部が突出し、腹部の収縮が出しきれていない状態)などが起きても、マットだと気付きにくかったのが、ローラーの上だとよくわかります。


マットよりも、フォームローラーのほうが当たる面積が狭いため、ローラーから背中が離れたときに気付きやすくなります。
やっている本人がエラーに気付き、自分で常に修正しながらエクササイズを行えるわけです。


肩関節の可動性を向上するにあたっては、体幹部の安定性を同時に高めることで、本来の機能的な関節の動きが出せるようになりますので
このような形でエクササイズを行います。


また、ローラーの上で仰臥位になると胸もよく開きますので、肩関節のニュートラルポジションを取りやすくなり、可動域も向上させやすくなります。
なかなかほかのイクイップメントでは見られない部分です。ローラーの強み。


こちらは腹部の収縮感を高めやすくする形をとり
股関節の可動性を出すエクササイズです。


まあ、本当によくできていて、かついろんな使い方があり、一口には説明しきれませんが
目一杯の説明と動きを堪能してもらい、初日を終えました。


養成コースを受講していただいた皆様がそれぞれの指導にプロップスを取り入れてもらうことで、世にその良さが広まってくれるでしょう!


もちろん私も普段の現場で使用します!
では、2日目の今日はリングです。さらに頑張りましょう!