さてさて続きです。
8/4日曜は朝からプロップス養成コースの2日目をおこないました!
2日目はリングです。皆さんも輪っかのようなものが、スタジオに置いてあったり、かけてあったりするのを見たことあるかと思います。
そして使ったことある人もたくさんいますよね。
あれは、ピラティスで使うツールなのです。
こちらがリングです。
リングのサイズには、大きいのと小さいのとがあります。
初日のフォームローラーもそうですが、このリングも、身体の感覚受容器への刺激をたいへん促します。
リングもまた、沢山のエクササイズと、使い方があります。
初日より長丁場でしたけど、そのぶん受講生の皆さんも色々感じ取って学べたのではないかと思います!
リングは落とさず、つぶさずで。
2日間大変お疲れ様でした!
佐藤マスター、そして受講生の方々、ありがとうございました!(^^)
9月にも神保町で、そして10月には金沢でプロップス養成コースを開催いたします!
この後は解散し、自分はスタジオに残ってピラティス指導したり、練習したりして長い一日を終えました。
朝に皇居走ってからスタートしたので動きっぱなしで、体脂肪もいい感じに燃えましたかな。
最後に、追記。
こうして養成コースを開催したり、普段自分自身がピラティスの指導をしていて思うことですが。。
ピラティスには、それぞれのエクササイズの動き・形があるわけですが、ただ形をなぞること、合わせること、動くことだけが目的ではありません。
クライアント自身が、指示を受けながら、自分で気付きながら、感じ取りながら、動いて、身体の調整をしていくという部分に面白さがあります。
そのようにして身体の調整や、運動学習を行う。それがそもそもの目的だと思います。
そのためにピラティスにはもともとの決まった動きや、形や、ポーズがあります。(沢山あります)
それらを丁寧にやる、もしくはやろうとすることで実際に身体の調整(筋の収縮、伸長、神経系の発達および動作学習など)がなされていきます。
クライアント自身が、その点を理解していないと「ただやらされている」感が強くなってしまい、効果を感じとれませんし、身体の調整にもなりにくい。
動く人がまずしっかりと「これをやろう」と、意思を持ち、集中し、色々なことに気付きながら行うことが必要です。
→そのように気持ちを仕向け、うまく誘導することが指導者の役割だと思っています。
こういうふうに書くと小難しい印象になりますが、ここに面白さを感じたら、ピラティスをやるのも教えるのも、楽しくてやめられなくなります。(^^)
自分の身体を自分でコントロールして扱い切る感覚。自分がそれを感じ、人にもそれを伝える。それをひたすら追求していく。これがピラティス指導者の醍醐味ですね。
だから、ピラティスの養成コースを受けている人は、人に伝えることを生業とするために、みずから動いて、理解して、感覚を掴み取って、という作業を繰り返してほしいです。
教える上で、知識があるのは当然ですが、知識だけに終わってはいけない。
体感しないと意味をなしません。(指導者自身が体感できていないことを、ただ知識だけで人に伝えようとしても、おそらくピラティスの指導はうまくいかないはずです。)
とにかくひたすら自分で動いて、練習して、指導して、人に指導して、を積み重ねていってほしいと思います。
当然、自分がそれをしっかりできているとは思えません。
しかしだからこそ、ここで自戒を込めて書いておきたく思います。。!
ほんと、PHIピラティスを学んでいる人はラッキーだと思います。ひたすら楽しいですね!