こんにちは。


昨日、あるトップアスリートの身体調整を行ってきました。
施術は上手くゆき、痛みはもちろんのこと、
身体感覚(軽さ、重心位置の変化、体軸)にも変化がでました。

とても喜んでいただけました。





施術後、彼女から出た言葉が、







「この感じは、いつまで続きますか?」








さすが。

私が気にかけていることをズバリ聞いてきました。


治療家ならば、誰しも悩んだ事があると思います。



施術効果をいかに持続させるか。。




特にアスリートは、いつも試合直前に調整が受けられるわけではないので、

効果の持続は非常に気になるようです。

施術を受けて、その場では改善しても、2、3日経って
いざ試合のときに、元に戻ってしまっているなら

意味ないですよね。






私もまだまだ、悩みながらですが、

効果の持続に関して、現在自分なりに効果があると思っている要素を挙げます。



・どの部位の問題であっても、必ず骨盤・脊柱・股関節は調整する。

・深呼吸を活用する。

・相手の感覚の変化を重視する。

・深い層の原因まで解決する。



・的確な自主トレ



これらをしっかり押さえることで、効果の継続性は飛躍的に向上しました。



興味のある方には、いずれ実際にこれらの技術をお伝えできる場を用意したいと思っています。






まだまだ修行中なので、だいぶ先の話だと思いますが…笑



今日はこれから、昨日施術をした3人の方の自主トレメニューを
作成します◎







お読み頂き、ありがとうございました。




































こんにちは。
中野です。



ここ数日、アスリートへの指導についていろいろ考えることがあり、
悩んでいたのですが、それなりに頭の整理がつきました。





アスリートのパフォーマンスアップを目的とした場合、
特に関わりだした時期にはどうしてもこちらが
情報やトレーニング方法などを過剰提供になりがちです。




アスリートに関わりだした時期って、
どうしても気になる問題点が多いんです。
気をつけていないと、それらをどんどん指摘・修正しようとして
アスリートを混乱させたり。。
(いわゆる二流コーチのやってしまいがちなことです)




また、さまざまなトレーニング方法やストレッチ、動き作りエクササイズなど
関わっていない時間にアスリートに実施してもらいたいエクササイズも
たくさん思いつくと思います。




当然ながら、たくさん自主トレを与えすぎることは、
ひとつひとつの質を落とすことにつながりますし、
アスリート本人が、
そのエクササイズで何を実現したいのかを考えなくなりやすいです。。




そのような提供側の問題点に対して、
自分なりに方針を固めました。
*施術方針は、アスリートによって大きく変わる事があるので、
 実際に開始してからしか決定する事は難しいので割愛です。









アスリートに提供する自主トレーニングについての方針|3-3 方式:
①提供するエクササイズのカテゴリーは3つにしぼる。
 A:目的に見合った部位の柔軟性を高めるエクササイズ(優先順位の高い部位から)
 B:目的に見合った動作を誘発するエクササイズ(動き作りエクササイズ)
 C:身体意識に関するエクササイズ

②各カテゴリーにつきそれぞれ3つのエクササイズを提案
 ・アスリートの身体状態および身体意識の状態により、
  優先順位まで明確に伝える。
 ・特に中枢部(骨盤・股関節・脊柱)の機能改善を重視する。

③必ず一緒に実施し、うまく行えたときの感覚・変化を十分に認識させておく。
  


具体的ではないので、
なかなか表現するのが難しいですが、
こちら側が、明確な方針をもっていることは非常に重要なことですし、
方針(軸)が決まっていると、思考も安定します。


また具体的な例を公開できる場合は、記事にしてみます。







お読み頂き、ありがとうございました。

































こんにちは。


古武術関連の書籍で、非常に役に立ったものを紹介しようと思いながら
忘れていたので、ご紹介したいと思います。




アスリートの方におすすめ|
古武術的な身体の使い方と意識について具体的に表現されています。
”身体のアソビをなくし、瞬時に力を全身に伝達させる術が古武術にはある”
という言葉がとても印象的でした。
個人的には、
ここに書かれてあるようなトレーニングが流行すれば、
もっと個性的で魅力的なアスリートが現れるのではと思っています。

新装版 写真と図解 実践! 今すぐできる 古武術で蘇るカラダ (宝島SUGOI文庫)/宝島社
¥480
Amazon.co.jp







療法士の方におすすめ①
古武術における身体の使い方や考え方はもちろん、
西洋的な身体の使い方との違いや、
リハビリや介護系の技術講習会の問題点にも言及されています。
とても共感できました。
見た目の構えは同じでも、
その構えに至るまでの動き(その高さまでの腕の挙げ方の経路)によって、
身体の出力は大きく変わってくるという発想には感銘を受けました。
実際に試すと、
治療が変わります。

身体から革命を起こす (新潮文庫)/新潮社
¥546
Amazon.co.jp





療法士の方におすすめ②
武術家の甲野氏と、脳科学者の茂木氏による共著です。
甲野氏の身体理論を、脳科学の観点から解説しているのが
とても興味深いです。
”筋トレは、部分的な効果は証明されていても、
トータルとしての人間のパフォーマンスの向上が証明されている訳ではない”
このことは以前から感じていましたが、
この本の内容には説得力がありました。

響きあう脳と身体 (木星叢書)/バジリコ
¥1,470
Amazon.co.jp








お読み頂き、ありがとうございました。




こんにちは。



京滋身体操法研究会2

古武術の練習をしている場所です。すごく空気が澄んでいます。






前回の続きです。
なぜ古武術の考え方、身体の使い方が施術に生かせると考えたのか。


古武術の特徴的な考え方の一つとして、
”力の源を相手に悟られずに力を伝えることで相手を崩す”
があります。


ですので、実際に古武術の使い手と組み手をすると、自分が力を出せない感覚に襲われます。なぜか力が出せないまま投げられてしまう、支えきれない、相手を押さえつけた手を簡単にはね除けられる‥など。



人間は、無意識に相手の力の源を感じながら、それを探るようにして自らも力を出すと言われております。例えば押し合いをするときに、自分が手首に力を込めると相手も手首に力を込めて対抗してきます。


このときに、身体をうまく使って、自分がどこに力を込めているかを相手がわからないようにすることで、相手は力を出すきっかけや対象を見失ってしまうことになるのです。これが”力を出せない感覚”の正体です。


テレビなどで古武術の使い手が大男を投げ飛ばしたりしているのは、それが理由です。
テレビはやらせが多いですが、古武術に関しては、やらせではないと思いますよ。
多分‥(笑)
あと考え方としては合気道もよく似てますね。


甲野先生の動画です。 


私の場合は、相手とのこの力の出し方の関係を施術に応用しました。
ここからが本題ですが、
施術場面で、患者さんの身体が緊張してしまい、なかなかリラックスできないときや、緊張を落としたい筋肉がなかなか柔らかくなってくれないことで苦労することは多いと思います。


しかし”相手に力を出させない”、これはすなわち

”相手が緊張できない”ことにつながります。


患者さんは、例えばマッサージなどで施術者側の力源(例えば手首や肩)を感じてしまうと無意識にそこに対抗して身体を緊張させています。
弛緩が上手い方ももちろんいらっしゃいますが。


そんなときに古武術的な身体操法を使うことで、相手は力源を感じられず、
その結果緊張が速やかに弛緩してゆかせることが可能になります。

施術者側の感覚としても、非常に楽に相手に力が伝えられるようになります。





”力源を悟らせない力の伝え方”はまた後日に。
キーワードは、”意識” です。

※文章ではなかなか表現するのが難しいので、難解な表現が増えるかも知れません‥。

また、これは知識というよりも”技術”という側面の方が強いので、理屈が解っても初めはなかなか実感できないかも知れません。
こればかりは鍛錬してコツを掴むしかありません。。










お読みいただきありがとうございました。

































こんにちは。



先日、滋賀県立武道館で開催された京滋身体操法研究会に参加してきました。
かなり久しぶりの参加です。
なかなか参加できてませんが、古武術の考え方は私の治療手技の根底を支えるものなので、とても重要視しております。

京滋身体操法研究会3
滋賀県立武道館は琵琶湖の畔にあります。




京滋身体操法研究会は、
びわこ成蹊スポーツ大学の准教授の高橋圭三先生が主催されており、
さまざまなジャンルの方が集まって
古武術を元にした身体の使い方を研究している研究会です。

京滋身体操法研究会
高橋佳三先生のブログ




 
 高橋圭三先生は、古武術研究家の甲野喜紀先生のお弟子さんです。
甲野先生は、過去の達人の動きや身体の使い方を研究し、
自ら実践されている武術家です。
著書も多く、よくメディアにも紹介されておられるので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
甲野善紀先生のホームページ





なぜ私が同研究会に参加するようになったか。
それは3年前に読んだ甲野先生の著書からでした(著書はまた後日紹介します)。

”身体の一部を使って筋力に依存するのではなく、全身を同時並列的に使うことで、大きな力やスピードを生み出す。”


”相手に力の源を悟られないように力を出すことで、自分より大きな相手でも容易に崩せる”






 特にこの2点に非常に感銘を受け、
「これが本当に可能ならばすごい施術ができるようになれるかも知れない・・・!」




 そう考え、滋賀を拠点に活動している京滋身体操法研究会に飛び込みました。
当然、治療家は私一人だけ。個人的には、そんな環境の方が治療関係者の既存の枠にとらわれずに考えたり行動できるので、ありがたいです。





 古武術ですが、実際に経験してみると本当に衝撃を受けます(最近では慣れてきましたが)。
武道館内の柔道場に集まり(武道着を着ている人が多い!)、お互いに組み手をしながらいろいろな技術を試して磨いてゆきます。
 明らかに自分より小柄な方や、年配の方にまったく歯が立たないどころか、思いっきり崩されたり投げられたりしてしまいました。受けた感覚としては、力を入れようとしてもまったく入らない感じ…。


京滋身体操法研究会1
ネイビーのTシャツの方が高橋佳三先生です。



古武術の考え方の一つである、
”相手に力の源を悟られないように力を出すことで、相手を崩す”
毎回このことを深く感じさせられる練習会です。 
治療に携わる方には、非常に役に立つ考え方につながります。


この考え方・技を、実際どのように自分の施術に生かしたのかは、また次回に。







お読み頂き、ありがとうございました。
「これでいいのだ。」←師匠が愛して止まない言葉