3月29日に久々にJARTAベーシックセミナー@金沢を担当するにあたって考えました。

改めて考えたこと、改めて考えるべきだと思ったこと。

 

 

 

自分はなぜ講師をするのだろうか。

 

 

 

スポーツトレーナー、すなわち最終的には個人で勝負すべき業種で、なぜ自分の積み上げてきたノウハウを伝達するのだろうか。

完全に非公開で自分だけのものにしておけば、もしかしたら唯一無二のトレーナーに慣れたかもしれないのに。

「中野崇だけができるもの」をなぜ減らす作業を自らやるのだろうか。

 





 

もちろん、講習会も一つの事業としてやっている以上、お金が絡むことは否めません。

しかしスポーツトレーナー としてお金を稼ぐ方法は他にいくらでもあります。

なぜ、講習会で講師という形を選んだのか、です。

 

 

 

そもそも、講習会というものの役割とは何なのか。

それは伝達手段ではないか。

 

 

 

伝達だから、伝達精度と伝達スピードがその要です。

では伝達精度と伝達スピードを規定するものは何なのか。

 

 

 

それは言葉です。

言葉であり、それを発する者の振る舞い。

振る舞いは日々の行い(鍛錬や成長)も内包します。

*JARTAの講習会は、単なる知識や技術の伝達ではなく、経験や思考プロセスの伝達の場と位置付けています。

 

 

 

講習会という場を用いて、言葉を用いて、僕は伝達精度と伝達スピードを上げようとしているのだと思います。

 

 

 

 

ではなぜ伝達精度と伝達スピードを上げなければならないのか。

いろいろ理由はあるけれど、一つは自分と同じ失敗を防ぐため。

*他にもトレーナーとしての指導スキルが上がるなどいろいろあります

 

 

 

トレーナーを目指し、駆け出しから進んでいくと大概が失敗や後悔にぶつかります。

 

 

 

しかも聞いてみると自分もしたようなもの多し。

 

 

 

失敗や後悔は成長のためには必要だけれど、経験すべきものと経験する必要のないものがあります。

防げる失敗は最大限防ぐ。

そしてより高い次元でトライアンドエラーを行うのが業界の成長ではなかろうか。

 

 

 

何より失敗の先には選手がいます。

トレーナーの失敗とはすなわち選手に対して何らかの損失をさせることを意味します。

トレーナーにとっては今後の糧にすべきもの、として位置付けられるものではあっても、選手には一生に一度の大会かもしれない。限られた高校生活の半年かもしれない。

 

 

 

経験を積む上で前向きな失敗は必要、とはこの業界でよく言われることだけれど、選手からしたらたまったもんではない。

「トレーナー1年目なんです」なんてセリフは選手からしたら不安の原因にしかならない。

選手にとってトレーナーの経験値や資格なんて関係ない。

成果があるかないか、有効か有効でないかだ。

 

 

 

だから、トレーナー業界はどんどん基準を上げていかなければならない。

”初心者”のレベルをどれだけ上げられるかが講習会の一つのミッション。

同じ理由で、”10年目”のレベルをどれだけ上げられるかもやはりミッションである。

 

 

 

 

学ぶべきことがあると考え、伝えるべきことがあると考え、伝える場に立った以上、伝達精度と伝達スピードは上げ続けなければならない。

 

 

 

***

 

 

 

JARTAの講習会には、トレーナーを目指す人、トレーナーとしてのスキルを高めたいと考える人が参加されます。

これは受講者の向こうに多くの選手が存在することを意味します。

 

 

 

このことは僕自身が講師をする理由と大きく関わります。

 

 

 

初めは、自分一人がトレーナー業界でのし上がっていければそれで十分だと考えていました。

だから講師をやるつもりなんてさらさらありませんでした。

しかしいろんな選手に出会い、怪我で選手人生の多くを棒にふった選手から「もっと早く出会いたかった」と言われる経験を繰り返しました。

時には先輩トレーナーに暴言を吐いたことも

 

 

 

 

「目の前の選手」って少なくないか。。

目の前の選手を全力でサポートするって誓ってきたけど、それだけでいいのか。。

 

 

 

もちろん目の前の選手を全力でサポートすることがトレーナーという仕事の本質で最も重要なタスク。

 

 

 

 

しかし、自分のやっていこうとしていることが本当に選手の役に立てるのであれば、その範囲は「目の前」だけでいいのか?

▶︎すごい復活劇

 

 

 

トレーナーが最終的には個人業だからといって、影響を与える範囲まで個人業レベルでいいのか?

 

 

 

自分という個人としてトレーナー業界でのし上がるという当初の目的。

それはもしかしたらものすごく自己満足なのではないか。

▶︎常識は必ず変わる

 

 

 

自分が良しとする考え方や方法を伝達していかないのは、本当に「選択」なのか。

もしかしたら専門家たちに突っ込まれるのをビビってるんじゃないのか。

 

 

 

そんなものを、人生かけてスポーツやってる選手たちに伝えて本当に大丈夫なのか。

 

 

 

。。。

 

 

 

専門家の方々に伝えるという立場になることで、これら自らの疑念に自分で応え続けていかなければならない。

そんな環境を自ら作る。

それが僕が考える講師という役割であり、講師をやる理由です。

 

 

 

 

基準を上げる。

責任の範囲の拡大。

 

 

 

そんな重い想いを持って3月に金沢でJARTAベーシックセミナーの講師をします。

よかったら会いにきてください。

金沢、いいところですよ。

 

3月29日(日)、金沢です。

お申し込みは先着順です。

https://beast-ex.jp/fx3952/BOther

*今回から定員を少なくしました。


 

 

 

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

基準を上げる。

責任の範囲の拡大。

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

4月からは2つのオリジナルセミナーを作ります。

サッカー軸脚ムーブメント、バッティングトレーニングをやるつもりです。

*どちらも仮の名前です。

*リカバリーセミナーも春から始まります。

 

 

 

 

▶︎JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

▶︎中野崇のインスタはこちら。

https://www.instagram.com/tak.nakano/

 

 

▶︎トレーニング動画プログラム

https://jarta.jp/online-jarta-training-program/

身体操作の根幹部分のトレーニング。

パフォーマンス向上はもちろん、テクニックの習得速度が上がります。

 

 

 

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