こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
空港の強風のため、飛行機が欠航してしまって1日帰れなかったのですが、無事に昨日自宅に帰って来ました。
久しぶりに家族と会うことができて嬉しい。。
今回はサッカーチームのトレーニングだったのですが、やはりスピード、アジリティという課題はほぼ全員が持っている課題ですね。
スピードを高めるためには、アクセル筋であるハムストリングス、特にその上半分(大臀筋下部も含む)が重要です。
ハムストリングスは、上半分と下半分で役割が異なります。
上半分は脚を後ろに動かす力を発揮します。
下半分は膝を曲げる力を発揮します。
だから、前に進むためには上半分を使えるようにする。
使えるようになってから、さらに鍛える。
そもそも、自重でも使えなければ、それ以上の負荷をかけては鍛えられないですよ。
また、拮抗筋という考え方も重要です。
脚を早く動かしたいなら、蹴り出しだけでなく引きつけのスピードも重要ということです。
→詳細はコチラ。
これらの理由から、ハムストの下半分を鍛えるレッグカールを行なってもスピードアップにはうまく繋がりません。
出典:https://筋トレ部.com/menu/leg-curl/
そしてさらに重要なことは、ブレーキ成分をできるだけなくす、という考え方。
アクセルがいくら強くても、ブレーキをかけながらアクセルを踏んでいるようでは台無しです。
そしてこのブレーキ成分は、膝や腰に負担をかける作用もあります。
そんな話を過去に連続盗塁王を取った2人の盗塁王にフォーカスしながら書いてみました。
盗塁という野球テーマの表現ですが、サッカーなどスピードを高めたい選手が誰でも役立てる書き方をしています。
ぜひ読んでみてください。
『赤星や片岡ら盗塁王たちに共通する盗塁ポイントは“裏モモ”にあり』
https://bbcrix.com/articles/70852/original
目次>
・盗塁は奥が深いものの、まずは猛烈なスピードが不可欠!
・スピードのある選手が必ず発達している筋肉
・階段を登る時に前モモが疲れてしまう人は要注意
・モモ裏を使えるようになるための刺激ストレッチ
注)
追伸のところに、ハムストの肉離れとの関連も書いています。
ハムストを肉離れさせずにスピードを高めていくためにはとても重要なところなので、必ず読んで欲しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸1
スピードにおいて非常に重要な部位であり、しかし同時に肉離れが起こりやすいのも、このハムスト。
ハムストの肉離れは、以下の条件を満たせば防ぐことができます。
→コチラ。
追伸2
スピードは、これだけあればOK、という絶対的なものではなく、常に相手や状況ありきでの相対的なもの。
大学生相手だと「速い」選手も、プロ相手だと「遅い」に変わったりするものです。
常に向上させ続けることが要求されるシロモノです。
だからスピードを高めるという構造を知っておくのは、選手であっても非常に重要です。
スピードアップのための重要な考え方の一つ、「協力者を増やせ」
→コチラ。
スピードを高めるにやれることはたくさんあります。
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