小学2年生の頃から経過をフォローさせて頂いてる女の子。
はじめて来た時の写真や映像はないのだが、お母さまから「姿勢が気になる」とオーダーを頂いた。
関節が柔らかく、手の親指が前腕に届く。
このような関節の柔らかい子によくある事だけど、
いい姿勢になろうとすると、反り腰になり、さらに胸郭を持ち上げていた。背骨全体を反らしていい姿勢を作っていた。
反り腰ならぬ、反り背中。
肋骨も開き、強めのハト胸。
そんな子は、皆、力を抜いてリラックスした瞬間、背中が猫背よりもっとまん丸になる。
大げさにいうと、みぞおちでふたつ折れになる印象だった。
このタイプの姿勢の子は、歯医者で体操してると、ほんとに沢山いるのが現状だ。
私、もう、驚かなくなってきました。
別の子の呼吸の問題もこんな形でアプローチしましたよ。⬇️⬇️⬇️
5年生になった現在、お腹と背骨は育ってきて、姿勢はよくなってきてる🙌✨。
私的にお腹が使える姿勢になってきてる。「シュッとしたね〜」と言ってもらう事も増えたとか🥰。
お腹トレーニング、頑張ってくれたもんね。
きっと、今取り組んでる「太鼓」で、全身運動でもお腹で動くパターンが定着したんだよ🙌✨。とてもいい取り組みです!😂✨
姿勢の感覚も素晴らしくて、肩甲骨を下げる感覚や、『左肘に体重かけて安定させたら、線が真っ直ぐ描ける』など、色んな感覚を教えてくれる。
いい姿勢を感覚として探してくれてるんだよね。
この調子で頑張ってくださいね。
さて、今回、いろいろな課題を見つけましたが、初回の時の、
『胸郭を持ち上げて姿勢を作る癖』
が、呼吸に残ってました。それに向けてアプローチしたので、記載します。
背骨のチェック
仰向けに寝転んで背中の下に手が入る場所をチェックした。
一般的に腰の下に手の指あたりまで入るのが理想。
手の甲全体が入るのは反り腰が強いと判断している。
彼女は、腰の下に隙間はなく、下部肋骨の部分に手が入る。
下部胸椎の反り腰である。
呼吸練習
『胸郭を持ち上げて姿勢を作る癖』が、呼吸パターンに残ってました。息を吸うと上胸部が動いているのがわかりますか?
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この動画は何回か繰り返した後なので、肋骨を締めて息を吐く事はできてきました。
が、その肋骨の力を抜いて、息を吸うとやはり、上胸部に入っています。
この胸に入るパターンは、『ハト胸』を作ります。
そこで、肋骨の力を入れる時の、力の向き、肋骨の動く方向を修正すると、、、
息を吸っても上胸部には入らず、肋骨が開いた。横隔膜で呼吸が出来たという事!胸が動かなくなったのわかりますか??
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しばらくこれを繰り返してみてくださいね。
肋骨が使える呼吸パターンを獲得してください。
呼吸練習後の背骨のチェック
肋骨下部に手が入ってたのは、減りました。
腰と肋骨の間に入った感じです。
もう少し繰り返して、肋骨呼吸が定着し、リラックスして呼吸できるようになったら、腰の下に手が入ると思われます。
時々チェックしてみてくださいね。
🍀呼吸が浅いと感じる人も。
🍀肩こりの人も。
🍀腰痛の方も。
🍀レントゲン取る時、肩の力抜いてねーって言われる人も。
🍀お腹ぽっちゃり対策にも。
一日のリセットとして。
寝る前に一回でもいいから繰り返してくださいね😊✨☝️。
こんな呼吸練習パターンもありますよ。⬇️⬇️⬇️