大阪兵庫奈良|「身体を整える」健康体操教室|ボディケアいわなが

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筋肉に魅せられて、筋肉の可能性を追い求めて、現在に至ります。
理学療法士の知識と経験。運動大好き人間。経産婦の経験。「ボディケアいわなが」としての0〜95歳の臨床経験と仮説と検証。

理想の形を求めての岩永ワールド。岩永知子のつぶやきにお付き合いください。

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岩永知子(いわなが ともこ)

 



 

理学療法士の知識、整体師の技術、姿勢体操教室での動作分析、経産婦としての自分の身体の変化と反応を元に、ボディケアいわながで筋肉の可能性を追い求めています。

痛いところ、感じていること、どんどんお伝えくださいね。
いろんなことが絡まって今の症状につながっています。

私と一緒に、毎日元気にすごしましょキラキラ

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6年生の女の子の鉛筆の持ち方が変わった。いや、もっというと、「鉛筆で書くという動作スキルがあがった」そんな経験を、書いてみようと思う。


でも今回は、最初から鉛筆の持ち方にアプローチしようとした訳ではない。


きっかけは「本人の悩み」から、座り方を整える所から始まった。


彼女、修学旅行の写真を見返した時に、
「ご飯を食べてる自分の姿勢が、背中が丸くて、なんか気持ち悪い」
そう感じたそうだ。



🍀彼女との時間の経過🍀

彼女は5年間、まつおか歯科医院での姿勢体操教室に通ってくれており、必要なタイミングで、身体の使い方を一緒に見直してきた。

体操は、ずっとの継続ではなかったけれど、

ダンスの先生の言葉がしっくり来なかった時、
身長が伸びてスタートダッシュがうまくいかなくなった時、
その時々の「なんか違う」を身体から一緒に考えてきた。


今回もまず取り組んだのは、鉛筆ではなく「座ること」。

座位の感覚トレーニングをした。





🍀座位を整える🍀


座位を整える手段は、


1️⃣踵で床をトントン踏む。

2️⃣踵でグッと地面を踏むことで下腹に力を入れる。

3️⃣いただきますの手を合わせる合掌スタイル。その手をお臍の辺まで下ろしてあげることで下腹に力を入れる。

4️⃣その下腹の力を保ったまま、頭頂部でスッと伸びる。(決して胸は張らない)

5️⃣それを5秒間キープした後に、勉強や食事をはじめる。

6️⃣その姿勢を意識しすぎない。5秒キープした後は忘れる。でも、姿勢の崩れが気になった時、もう一度5秒キープを、繰り返す。


彼女とは、下腹や身体の軸感覚を作ってきたので、このような段階を踏むだけで、姿勢は整った。






🍀鉛筆の持ち方と書き方🍀


「鉛筆の持ち方も下手なんですよ」と言うので、

鉛筆を持たすと、その時点で、すでに持ち方が変わっていた。


リハビリの世界では当たり前の大前提の考え方。

「末梢をうまく使うためには、中枢が安定する必要がある」

まさに、これだった。

  • 指先をうまく使うためには、肩が安定する必要がある。
  • 肩が安定できるためには、体幹でしっかり座れる必要がある。
  • 体幹で座るためには、下肢でしっかり地面を踏む必要がある。


そんな連続性を改めて感じた時間だった。




さらに

この骨盤でしっかり座ることを練習した後、OT先輩に教えて頂いた小指の促通をして、肘の動かし方を整えた(お腹で支えて、肩の力抜いて、肘を柔らかく回すイメトレ)。



すると、さらに鉛筆の持ち方が変わった。

体ってすごいなぁと改めて感じた。



何より驚いたのが、

「何これ!楽〜〜〜」の彼女の言葉だった。






🍀鉛筆の持ち方、クセを変えること🍀

「鉛筆の持ち方を変える」なんて、練習を繰り返して、意識させての繰り返しで、本人にとってもとてもしんどい事だと思ってた。


動作のクセを変えるのは努力や我慢が必要な事だと思ってた。


身体の支え方が変わると、
無理して形を作らなくても、
結果として手が動きやすくなることがある。



正しいと言われてる形に入るまでは難しいけど、入ってしまえば「楽」なんだと驚いた。


だから、「しつけ」「躾」「身を美しく」なんだと改めて感じた。






🍀舌の装置(BB)の作用🍀


そして今回もうひとつ感じたこと。

一番書いておきたいこと。


それは、

彼女が現在、まつおか歯科医院の頭の位置を整える装置(BB)を使っている事。


その装置を装置すると、
頭位が安定する、立位姿勢が変わる、追視の動きが変わる、鉛筆の持ち方が変わる、呼吸が変わる。


装置の有無と持ち方⬇️⬇️



装置プラス姿勢意識⬇️⬇️


まつおか歯科医院「姿勢体操教室」の時間に、身体を見ている立場としても、装置装着時に明らかに動きが変化する瞬間を沢山経験している。


の主観ではあるが、

背骨が通る。腹筋と背筋のバランスが変わる。下腹が使える。尾てい骨の力のベクトルの向きが下方向に向かう。




「ボディケアいわなが」として施術で身体に触れていても、私の触診感覚も、クライアントの触られ感覚も、明らかに違う。筋緊張が変わる。弱い力でも深い筋肉まで届くようになる。





今回の変化も、体幹へのアプローチだけで変わったのではなく、

装置装着によって、すでに鉛筆の持ち方が変わっていた。それを、使いやすい発揮しやすい体幹に整えた。

そういう事例だったと考える。



口・舌・嚥下・呼吸・姿勢・座ることは、完全に別々ではなく繋がっている領域だと感じている。


私は今まで、病院でのリハビリの経験から、抗重力運動はPT、巧緻動作はOT、嚥下はST、小児や成人、身障と健常など、カテゴリー分けして考えてしまうクセがある。






でも今触れている世界は、赤ちゃんからご老人まで。全人間的にアプローチする必要がある。


改めて、カテゴリー分けせず、専門外と言わず、学んでいこうと感じている。












下記のブログの方は、腹腔鏡オペ直後だったので、お腹の感覚を整えると座りやすくなった。



本日の症例は、オペ後時間が経過した方。

「下腹で座ると楽に座れる」とは感じてる。

でも、長時間の座位となると、しんどくなって、椅子の上であぐらをかいたり、三角座りをすると楽に感じるという。


楽に感じるとはいえ、やっぱり、それが続くとしんどい。


最近、股関節の詰まりや疲れを訴える事が、多くりなり、立ち上がる時に、朝起きた時に腰が痛む。


「きっと座り方が悪いと思う」


とおっしゃっる方の「椅子に座る」筋肉とスキルを探してみた。



同じ「座るが苦手」でも、時間の経過とともに、必要なアプローチは変わる。

そんな経験を書いてみる。




🍀下腹は使えている。でも、それだけでは座り続けることはできない。🍀

この方は、座る時の下腹の感覚(丹田)は使えていた。
見た目としても、両足は床についている。
ただ、子宮筋腫の腹腔鏡手術の既往がある。


おそらく手術前から、筋腫による圧迫感を避けるために、「足部に荷重せずに座る癖」を作っていたのではないか。
だから疲れてくると、

  • 椅子の上でのあぐらや
  • 椅子の上での三角座り
で座りたくなる。

ここで興味深かったのが、
「足を組むと骨盤がゆがむから避けてました」
という言葉だった。
よく「横座り」も同じ理由で避けられている。


でも私は、それも少し違うと思っている。




🍀「同じ姿勢を続けること」が筋肉にはしんどい事なのです🍀

見た目には足が床についている。
でも筋肉としては支えていない。

極端に言えば、
「足を空中でぶらぶらさせているような状態」
で座っているのではないか、と仮説を立てた。

下腹が使えている間は座れる。
でも、人はずっと同じ筋肉だけで座り続けることはできない。


足に荷重した座位姿勢を保ちながらも、

  • 右の坐骨
  • 左の坐骨
  • 背もたれ
など、少しずつ荷重場所を変えながら、筋肉を休ませている。


例えば私は、 

  • 軽くもたれる
  • 足を組む
  • 左右の坐骨へ体重を逃す
  • 肘で支える
そんなふうに、無意識にいろんな場所へ体重を逃がしている。


でもこの方は、

  • あぐらなら、あぐらのまま
  • もたれたら、もたれたまま
  • 椅子上での三角座り

と、「坐骨に荷重した椅座位姿勢」の中での休憩パターンに固定されているのではないか??


つまり、
「いろんな姿勢で体重支持するスキル」
の幅が少ないのではないか、と考えた。



🍀「足部を踏む」を身体に思い出させる🍀

そこで今回は、片麻痺の方の痙性を落とす時に使うテクニックを応用した。


テーマは、
「足で床を踏む筋活動を促通する」
方法はシンプル。 


足を少し引き、かかとを接地する。その状態で、

「お尻を浮かせようと少し踏ん張る」

を3回繰り返す。実際には浮かせない。立ち上がるのではなく、“浮かせようとする”程度。


すると、膝に近い側の太もも(大腿四頭筋遠位部)が収縮してくる。

その状態で、下腹と大腿四頭筋遠位部が連動している感覚を感じてもらう。


すると、
「ここは使ったことがないです。太ももの付け根側ばかり使っていました」

という反応が返ってきた。


興味深くないですか??伝わりますか??

彼女は太もも付け根の大腿四頭筋は使って座ってた。膝に近い方の大腿四頭筋は使ってない。

「足部に荷重せずに、坐骨荷重で座る癖があった」のかもしれません。



🍀必要なのは「筋トレ」ではなく、「足部を参加させる」事🍀

ここで大切なのは、回数をこなして鍛えることではない。

椅子に座る時に、
「大腿四頭筋遠位部も参加させ、足部に荷重させる事」身体に学習させること。


仕事前に数回行い、そのまま仕事へ入る。

入ってしまえば忘れていていい。

むしろ、意識し続けすぎると、無意識の姿勢反応ではなくなってしまうので、思い出した時にだけ、足部を感じる事。

大切なのは、

「無意識レベルの姿勢調整の中に、その筋活動を参加させること」



🍀癖を変える時に必要なの事🍀

身体の癖を変える時には、
「一度意識して感じる」
  ⬇️
「忘れる」
  ⬇️
「無意識に落とし込まれる」

この繰り返しが必要になる。

そのうち、ただ足を置いているだけでも、膝に近い側の大腿四頭筋が自然に働くようになってくる。



🍀「足を組む🟰悪」ではないと考えます🍀

私は、「足を組むこと自体」「横座り自体」が悪いとは思っていない。
問題なのは、

「その座り方しかできない事」

疲れを逃がすために、

  • 背もたれにもたれる
  • 左右の坐骨に乗せる
  • 足部に乗せる
  • 足を組む
そんな“いろんな逃がし方”を持っていることは、むしろ必要なのではないかと思っている。

「休憩しながら座り続けるスキル」

それもまた、座る能力の一部なのだと思う。


🍀大人にも「座るスキル」が必要になることがある🍀

開腹術。
腹腔鏡手術。
半月板損傷。
骨折。等々

人は痛みをかばいながら、
「その時の楽な動き方」
を獲得する。

でも時間が経つと、その代償が別の形で出てくることがある。


そんな時に私は、片麻痺の方の痙性を落とす時に使う、

「アライメントを整え、正しく荷重することで、本来の筋活動を促通する」
という考え方をよく使う。


身体の防御反応によって、働くことをやめてしまった筋肉に、
「あ、ここ使ったら楽なんだ」
「もうここを使っても痛くないんだ」
と身体自身に納得してもらう。


その過程を通して、“使っていなかった筋肉”を、もう一度育てていく。