⭐️今日の症例⭐️
zoom体操に入る前に、身体の問題点をクリアにする為に、マンツーマン施術を受けに来て下さいました。
主訴は
・骨盤の中が何かおかしい。
・腸が長くて、たるんでるらしい。
・生理周期に合わせて、全く動けなくなる日がある。いつもは、快調に自転車が漕げるのに、その日は重たくてしんどくて仕方なくなる。
・上半身は細いのに、下半身のむくみが大きすぎる。
一番驚いたのが、座ってるときのお腹のゆるみ具合が、脊髄損傷の方のお腹に似てた事。麻痺がある方の下腹にそっくりでした。
内臓が、テロンと落ちてるの??
と言いたくなるくらいの下腹。
ご本人も「これ。。なんとかならんかな?」とつまんでおられました。
これは、腹横筋をはじめとしたインナーマッスルの中でも「姿勢保持に必要な筋肉達のベースの筋緊張が低い」と仮説を立てて、施術でお腹の奥を整え、呼吸トレーニングをで筋収縮を促通してみました。
施術 & 呼吸トレーニング前⬇️⬇️⬇️
「いつものいい姿勢で座って」と「力を抜いて座って」と言う指示の写真です。
アウターマッスルで姿勢を作っているので、「力を抜いて」では、骨盤を保つ事が出来ず、骨盤が後傾し、下腹がテロンと落ちました。
「力を抜いて」姿勢のトレーニング前後の比較⬇️⬇️⬇️
呼吸トレーニング前後の比較です。
「力を抜いて」という指示でも、骨盤の力が抜けてないのがわかりますか??
ご本人「あれー。。力抜けない。。笑笑」
と笑っておられました。
時々、こんな症例に出会います。
筋力がないわけでなく、姿勢を保つという筋肉達のベースの筋緊張(いわゆる筋力)が弱い。
使えないわけではないけれど、日常的には使えていない。
そんな時は、呼吸トレーニングでインナーマッスルの筋肉達に刺激を入れ、促通する。
インナーマッスルなので、筋緊張が上がれば、しばらく筋緊張が持続する。だから、姿勢の崩れは小さくなる。
しかし、無意識レベルなので、使う癖がないとまた、使わない癖に引かれて元に戻ってしまう。
そんなパターンの方もいます。
🍀🍀🍀🍀
姿勢というモノは、個人差が大きくて、ひとりひとり、問題点が違ってきます。
硬くて動かせない人
痛みを避けるクセから動かさない人
使い方を忘れてて使えてない人
力か弱くて使えてない人
彼女は「力が弱くて使えてない人」の部類に入ります。
それも、弱いのがインナーマッスルなので、意識して筋トレしても、なかなかついてこないのです。
インナーマッスルが使えるパターンで動かして、日常生活で使えるようになる必要がある方です。
大丈夫ですよ。使えてきます😊
安心して、zoom体操してくださいね。
必死に動かそうとすると、アウターマッスルが優位に働くから、どちらかと言うと、半分くらいの力で頑張る方が、おすすめです。
一緒に頑張っていきましょ〜😊😊✨