明け方の攣りと痙縮 | ALSの元ビルダー リバース目指す奮闘記

ALSの元ビルダー リバース目指す奮闘記

2022年6月ALSの確定診断を受ける。
50歳までボディビルをしていたスポーツ大好き人間。
いろんな手法でこの疾患をリバース(停止でなく反転)させるべく奮闘中です。
時々変な方言だと感じた方、広島弁です。
なるべく前向きな記事を心がけています。




就寝後、3時頃から朝にかけて足の痙攣が毎日起こる。



足が攣る、と人に言っても理解されないことが多々あるので少し説明を。



こむらがえり、とも言うらしいがこれはわたしが大人になって初めて聞いた呼び名だが、一般的にはこれが通称らしい。



特に暑い時期や暑い国で行われる日本代表のサッカー中継を見ていると、尻をついたままの姿勢で爪先を逆反りになるように、他の選手に押して貰っているのを見たりしないだろうか?


実況や解説者が


あー、脚がつってますねー


よく走りましたからねー



サッカー観ない人には参考にもならんか。



筋肉を酷使して水分やミネラル不足の時に起こりやすい。


わたしも陸上競技をしていた学生時代、よく攣っていた。


同じ練習をしているのに攣らない人も居たのでこれは個人差があるのだと類推。



実は足先の異変でALSの発症に気付く何年も前から、身体中の至るところ、腹筋、大胸筋、大円筋あたり、土踏まずなどをよくジムで攣っていた。


なので攣りやすい体質なのだろう。



それがベンチプレスの時に両脚を踏ん張ると必ず攣るようになったので、由々しき問題の一つとなっていた。



明け方の痙攣の特徴は、これまた説明しづらいが、あくびとともに自然に手を上に上げる背伸びの状態、その時は全身に自然にギューっと力が入っているはずだ。


これが、同じ就寝姿勢が続いた終盤の明け方、両脚だけが勝手にギューっとなり、その結果ふくらはぎも勝手に収縮され、はい痙攣、という流れ。


これがひどい時は毎明け方5回くらい起こることもある。


寝不足の原因の一つでもある。



そのことを治療院のオーナーに相談すると、それは痙縮(けいしゅく)という症状らしく、これも早く治さないといけないとのこと。



そこも対象としてもらった背術後の昨日と今日、それが起きなかった。



昨日は空港での仮眠だったが、厳しい状況のほうが起こりやすいらしく、それでも起きなかった。


そして今日は久々に痙攣での目覚めがなかった。



この効果の持続も、好転への道に繋がるとのことなのでまだ2日だがよい傾向なのは間違いない。



どうしても筋力低下など、悪いことばかりに目を向けがちになるが、このような小さな成果を喜ぶほうが前向きになれる。



治りよるじゃん。


この積み重ねじゃの。