めんそーれ沖縄 | ALSの元ビルダー リバース目指す奮闘記

ALSの元ビルダー リバース目指す奮闘記

2022年6月ALSの確定診断を受ける。
50歳までボディビルをしていたスポーツ大好き人間。
いろんな手法でこの疾患をリバース(停止でなく反転)させるべく奮闘中です。
時々変な方言だと感じた方、広島弁です。
なるべく前向きな記事を心がけています。



マイル消化のため、沖縄にやってきた。


当初の予定では、広島から福岡空港までは車で移動し、福岡空港内では車椅子を借りて搭乗口まで移動。


そのまま杖ついて搭乗し、那覇空港で車椅子を4日間レンタルしてレンタカーに乗せて観光という流れだったのだが。


福岡空港駐車場のとんでもない渋滞で全てが狂う。


飛行機に乗り遅れそうになるほど車は動かず、駐車場に置けたのが搭乗まで30分を切っていた。


行動は余裕を持って余りあるほどじゃないといかんなーと、まずは反省。


で、わたしのヨチヨチ歩きじゃあ話にならんから、ここでビルダー号(マイ車椅子)をトランクから、まるでサンダーバード2号のように出動。


島が割れて、ヤシの木が左右にバッサリ倒れると登場する、小さな羽根が逆向きに付いてるのにデブい機体が飛ぶという不思議なアレのように。


ビルダー号は鬼の形相の妻にぶち押されながら、手荷物検査場までぶっ飛ばす。


するとJALの綺麗なオネエさんが、わたしを、正確には車椅子に乗せられた不自由そうに泡吹いてるおっさんを、すぐにロックオン。

 

こちらが恐縮するくらい、皆の者、頭が高い〜と言わんばかりに、一般客を抜き散らかして先頭まで案内してくれた。


いわゆる『障がい者』として、空港を利用するのは初めてで、事前に申請してなくてもここまで手厚くしてくれるとは、有難い限りだ。


しかも丘マイル(搭乗じゃなくショッピングだけで稼いだマイル)を消化するだけのタダ同然のめんどい客なのに。


夕飯時もホテルの周りをビルダー号で徘徊しただけで大して歩いてもないのに、何故か両脚はパンパンに疲れ果ててしまった。


とりあえず妻にネオヒーラーでほぐしてもらって休みます。




那覇空港では飛行機を降りたところから、預け荷物受け取りのところまでこんな木製の車椅子に乗せられて、JALのオネエさんが押してくれる↓


途中、機上からは桜島が見える↓