先日の呼吸セミナーで学んだこと。
心臓には筋肉がついてます。心筋っていいますよね、心臓の壁についていて、それが伸びたり縮んだりするから、心臓がポンプ運動して全身に血液を送る。
じゃあ、呼吸で肺が広がったり縮んだりするけど、肺ってどうやって動いているのか?
ちょっとググると、肋間筋というキーワードが出てきます。
では肋間筋ってどうやって動くの?
というと。
呼吸は、自律神経の支配下にあります。
脳から自律神経に「肺周辺のパーツ(肋間筋など)を動かしてね~」という指令が出ます。
すると、肋間筋が伸びることで、肺や心臓がおさまっている胸郭(肋骨で囲まれた部分、鳥かごをイメージ)が広がる。
胸郭が広がると、胸郭内部の圧力は下がるので、外から空気を取り込んで圧力を保とうとする。
空気を取り込む=肺に空気が入る=吸う呼吸
というわけです。(自分のメモが不完全なのでちょっと自信ないけど、たぶんあっていると思う・・・w)
吐くのは、その逆の原理。
肋間筋だけなのか、というと、そうではなくて、
肋骨を広げるのを阻害しそうなパーツはすべて動いてくれたほうが、大きな呼吸ができますよね。
具体的には、肺近辺を覆っている筋肉すべて該当。
胸まわりの筋肉(大胸筋、小胸筋)、背中の筋肉(広背筋、僧帽筋)、腹筋上部、ワキの筋肉(前鋸筋)、肩甲骨まわりの筋肉などなど・・・
だから筋肉は柔らかいほうが良い呼吸ができる!
(ピラティス始めたばかりの方が胸式呼吸を難しいと感じられるのは、もしかしたら筋肉が固い、とか、凝ってるという状態だからなのかもしれませんね)
以上は、主に水平方向の動きの話。
(「肋骨を横に広げて」「背中にも空気をいれて」とピラティスでよくいいます)
たくさん呼吸するには、上方向にも肋骨が広がると良い。というわけで、肋骨を上に引き上げてくれるのは首の筋肉。ここも柔らかくしておきたいですね。
そして肺を下方向に広げるのは、横隔膜。
横隔膜は筋肉なのです。
以上は、胸式呼吸の吸う呼吸の話。
吐くのは吸うより大変。
実際のところ、吐ききる、ということは出来ないそうです。
古い空気を残しておくと酸化する(酸化は老化の原因ですね)!ので、空気は循環させないと。
実際に吐ききってみようと思うと、かーなーりー腹筋を使わないと出し切れません。
吸う呼吸1に対して、吐く呼吸2くらいのイメージで呼吸するのがいい、とのこと。
以前、Vanillaさんの免疫学セミナーに出たときも、8で吸って9で吐きましょう、と仰ってましたので、やはり吐くほうを長くすべし、なわけです。
長くなりましたので、一旦終了。
呼吸と自律神経のことも書きたいけど、もうちょっと調べて補足してから書きたいなぁ~
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