頚椎を安定させる深層の筋肉、頚長筋。
ちょっと分かりにくい図ですが、下記☆マーク。
(図の一番上は頭蓋骨)
頚という字がついてますが、なんとなんと、下は胸椎3番まで、ついてるのです!
長いですね~
10回シリーズで通っているボディワーク勉強会で、頚長筋がテーマの1つにあがりました。
頚椎1番は、だいたい耳の高さ。
私は立位ロールダウンのときに、よく耳の奥のほうから~なんて言いますが、コレのことですね。
勉強会では、両耳に指を突っ込んでやったのですが、分かりやすかったので、今度レッスンでもやってみましょう
さて、この頚長筋が活性化されて、しっかり安定の動きをしてくれると、首周りのアウターマッスルさんたち(触ると分かる筋肉たち)は安定化の働きをする必要がなくなり、自由に動きやすくなるのですね。
明らかに首にがっちりと力が入った感じで固めてしまうと、それはアウターマッスルが使われてる状態。そのままだと、首凝りそうですよね~
先日の呼吸ワークショップの話とつなげると、深い胸式呼吸をするには肋骨が大きく動かないといけない。大きく、つまり、上方向にも大きくするには、首の筋肉が肋骨を引き上げるようにすればよいわけです。
(この辺の話はまた別途書く予定~)
首の筋肉が肋骨をちゃんと引き上げるように機能するには、自由に、柔らかく動いてほしい。
そのためにも、深層の頚長筋が安定されているといいのですね。
ちょっと話が飛ぶかもしれませんが、ピラティスでは背骨を1つずつ、とよく言います。
が、しかし、それを意識しすぎると、割とガチガチに固めやすい
頚長筋を意識させて頭のてっぺんから動かすと、頚椎を1つずつ動かそうとしなくても、結果的に1つずつ、というか、柔らかい背骨の分節動作(アーティキュレーション)につながるわけですね。
ちょっと前に、ヘッドノッズの記事を書きましたが、やはりココが重要。
やはりヘッドノッズ、丁寧に取り上げなきゃいけませんね。
逆の動き、たとえばスワンの頚椎・胸椎の伸展もやはり頚長筋の上下の長さ・ベクトルを意識するのが重要。
頚長筋を意識しにくい場合は、意識させるワークも習ったので、やってみましょう♪
余談。
この勉強会、参加者は5名なのですが、雑談中の会話で、内4名は明確に「牛乳はよくない」という認識でした。さすが、健康意識の高い(?)ボディワークの人々の集団!完全に避けるかどうかは別として、知っているかどうかが大切だと思うのです。
確か、この手の本を持っているので、興味ある方はお貸しします。お申し出下さい~
(と、この記事の最下部まで読んだメンバーさんはいらっしゃるかしら?)
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